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黒四角

黒四角

1枚の絵から始まる時空を越えたラブストーリー

 北京の郊外にある芸術家村で、同棲生活をしている売れない画家チャオピンと日本人のハナ。ふたりは友人に誘われて出かけた画廊で、「黒四角」と名付けられた抽象画に目を留める。四角いキャンバスが真っ黒に塗りつぶされている絵。「こんな絵にこんな値段が付いて、しかも売れているとは!」と驚くチャオピンだが、帰宅してもその絵のことが頭から離れない。彼は「黒四角」のとりこになってしまったのだ。翌朝目を覚ましたチャオピンは、音もなく空を飛ぶ「黒四角」を目撃。それを追って行くと、荒野に立ち塞がるように姿を現した「黒四角」のすぐそばに真っ裸の男が現れた。名前も過去も何も憶えていない男だったが、チャオピンはその表情やたたずまいに不思議な懐かしさを感じて家に連れ帰る。とりあえず彼の名前は、黒四角としておこう。チャオピンの妹リーホワも黒四角に会って、やはり懐かしさを感じていた。彼とは昔、どこかで会ったことがあるようだ。

(原題:黒四角)

5月17日(土)公開予定 新宿K’s cinema
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叛乱者たち

革命の映画/映画の革命

白人支配に抵抗を続けたボリビア先住民の歴史

 2005年12月。ボリビアの大統領選挙でエボ・モラーレスが当選し、ボリビアの歴史上初の先住民出身の大統領が生まれることになった。16世紀にインカ帝国が滅ぼされてスペインの植民地となって以来、先住民たちは白人の支配下に置かれてきた。ボリビアがスペインから独立を果たした19世紀以降も、その地位は変わらなかった。白人たちは先住民を知性の劣った劣等人種とみなして人間扱いせず、土地を奪い取り、共同体を破壊し、奴隷労働に従事させ、最終的には絶滅させようと目論んでいた。だが21世紀に入って、白人による先住民支配は完全に覆された。先住民出身の大統領が現れ、先住民たちは政治や社会の主要部分に進出して、少しずつだが確固たる地位を占めるようになっているのだ。これはボリビアの歴史の中に現れた、幾多の先駆者たちの努力の結果でもある。モラーレス大統領は就任演説の中で、彼らの名前をひとつひとつあげてその貢献を讃えた。

(原題:Insurgentes)

5月3日(土)〜16日(金)公開予定 新宿K’s cinema
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ポンペイ

ポンペイ

ポンペイ滅亡を描く歴史ディザスタームービー

 1世紀半ばの北部ブリタニアで、ローマ軍に家族や仲間たちを皆殺しにされたケルト騎馬民族の少年マイロ。彼は商人たちに捕らえられて奴隷として売られ、10数年後には州都ロンディニウムで適う者のいない剣闘士になっていた。優れた体格と技術を見込まれてポンペイに転売されたマイロは、そこで貴族の娘カッシアと出会う。彼女はローマ留学を早めに打ち切って、ポンペイの自宅に戻る途中だった。出会った瞬間、互いに惹かれあうふたり。だが貴族の娘と奴隷では、身分違いのかなわぬ恋だった。同じ頃ポンペイにやってきたローマの元老院議員コルヴィスは、ローマで出会ったカッシアを手に入れようとさまざまな策謀を巡らしていた。彼女がマイロに好意を持っていることを察すると、彼は自らの権力を行使して、カッシアの目の前でマイロを殺すためのショーを膳立てる。それは西暦79年8月24日。この日ポンペイに、未曾有の大災害が襲いかかろうとしていた。

(原題:Pompeii)

6月7日(土)公開予定 TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
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シークレット・チルドレン

シークレット・チルドレン

彼らは抹殺されるべきクローン人間たちだった

 さほど遠くない近未来の某国。1年前に就任した大統領は、かねてからの公約通りクローンの絶滅計画を実行に移した。30数年前に労働力不足解消のため3万体ほど作成された、「シークレット・チルドレン」と呼ばれるクローン人間。彼らは最初から人間とは別の存在として隔離生活を強いられ、ひどく差別的な待遇を受けていたのだが、新政権はクローン監視委員会(CMC)という新しい組織を作って本格的なクローン抹殺に動き始めたのだ。シークレット・チルドレンらもこれに対抗し、新たなレジスタンス組織を立ち上げる。その目的は最新のネット技術を使って連絡を取り、ひとりでも多くの仲間たちを隠れ家にかくまい命を助けることだ。グループのリーダーであるセドリックとソフィアの呼びかけに応え、かなりの数のクローンたちが隠れ家に保護された。CMCの目の前で次々に消えていくクローンたち。だが安全なはずの隠れ家にも、当局の手が伸びつつあった。

(原題:Secret Children)

5月10日(土)公開予定 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
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マダム・イン・ニューヨーク

マダム・イン・ニューヨーク

インド人主婦がニューヨークでひとり英語修行!

 シャシは料理上手なインドの専業主婦。彼女にはコンプレックスある。ビジネスマンの夫やミッション系の学校に通う娘は英語ができるのに、自分はヒンドゥー語しかしゃべれない。家の中では娘から英語の発音をバカにされ、学校の保護者面談では他の保護者や先生に英語で話しかけられてドギマギしてしまう。娘は英語のできない母親を恥じている。ところがそのシャシが、ひとりでニューヨークに行くことになった。アメリカで暮らしている姉の娘が結婚することになり、インド流の結婚式を挙げるためにシャシが一足先に手伝いに行くことになったのだ。家族と離れひとりで旅行をするのも初めてなら、言葉が通じない国に行くのも初の体験。出入国審査で緊張し、姉の家でもひとり英語がわからない彼女だけカヤの外に置かれることが多い。英語ができないと街をひとりで歩くこともままならない。彼女は一念発起し、家族に内緒で外国人向けの英語学校に通うことに決める。

(英題:English Vinglish)

初夏公開予定 シネスイッチ銀座
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『天空の頂き』は公開タイトル変更に

ビヨンド・ザ・エッジ

 『天空の頂き 歴史を変えたエベレスト初登頂』は、諸般の理由により公開タイトルが『ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂』に変更になったとのこと。このため映画瓦版の記事も、タイトルを『ビヨンド・ザ・エッジ』に変更しておきます。(『ビヨンド・・エッジ』ではなく、『ビヨンド・・エッジ』になるところが日本流ですね。)

ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦

ネクスト・ゴール!

チーム初勝利を目指す世界最弱チームの奮闘記

 2001年4月11日。翌年日本と韓国で共同開催される予定となっていたFIFAワールドカップの予選で、歴史的な珍事が起きた。オセアニア地域の一次予選、米領サモア対オーストラリアの試合で、0対31という、国際Aマッチ史上最大点差の試合結果が生まれたのだ。米領サモアはFIFAに加盟した1994年以来、FIFA公式戦で全て負けているという世界最弱チーム。サッカー人口も少なく、選手は他の仕事を持ちながら朝晩や休日の練習に汗を流すアマチュアたちだった。しかしそれでも0対31はキツイ。チームは雪辱を誓って練習に励むが、それでも10年以上まったく勝てない。引き分けすらない負け試合が続いていたのだ。2014年のワールドカップに向けた予選が始まる2011年。米領サモアのサッカー協会は、アメリカ本国のサッカー連盟にコーチの招聘を依頼する。これに応募しやってきたのが、オランダ人の鬼監督トーマス・ロンゲンだった!

(原題:Next Goal Wins)

5月17日(土)〜30日(金)公開予定 角川シネマ新宿、シネリーブル梅田ほか全国順次ロードショー(オンデマンド同時配信)
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