インクレディブル・ファミリー

8月1日(水)公開 全国ロードショー

ピクサーの人気アニメに14年ぶりの続編

 銀行を襲った怪人アンダーマイナーとの戦いで街を破壊したMr.インクレディブルは、世間から大々的なバッシングを受けることになった。そもそもこの世界では、ヒーローの活動は非合法。それまで多少なりとも大目に見られていたヒーローたちの活動は、この一件以来完全に禁じられてしまった。だが捨てる神あれば拾う神あり。大実業家のウィンストン・ディヴァーが、ヒーローたちを再び表舞台で活躍させるためスポンサーに名乗り出たのだ。必要なのは大衆の支持と政治家の後押し。マーケティングの天才であるウィンストンは、あえてMr.インクレディブルではなく、彼の妻イラスティガールを大々的に売り出すことに決めてこれが大当たり。しかし妻のヒーロー活動中に慣れない家事や子供の世話をすることでMr.インクレディブルは、寝不足とストレスでフラフラ状態になる。そんな彼らの新しい敵は、テレビを使って人を操るスクリーンスレイヴァーだった。

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ミッション:インポッシブル/フォールアウト

8月3日(金)公開 全国ロードショー

アクション! アクション! そして、アクション!!

 何者かに盗み出された3個のプルトニウムを取り戻すため、イーサンとMIFのチームが動き出す。プルトニウムが核テロリストの手に渡れば、世界は破滅の危機を迎えるからだ。だが重要な取引現場で、イーサンは何者かにまんまとプルトニウムを強奪されてしまう。事件には、かつてイーサンたちによって壊滅させられたシンジゲートの生き残り「アポストル」たちが関与しているらしい。IMFだけでは事態解決が覚束ないと見たCIAは、イーサンのお目付役としてエージェントのウォーカーを同行させる。イーサンはプルトニウム取引のキーマンであるジョン・ラークに成りすまそうとするが、現場の混乱からラーク本人を射殺してしまう。だが用心深いラークの顔を知っている人間は、じつはほとんどいない。イーサンは堂々とラークに成りすまして、取引の仲介者であるホワイト・ウィドウと接触することに成功。だが彼はそこで、アポストルたちの真の目的を知らさる。

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雨に唄えば

7月20日(金)公開 午前十時の映画祭9

映画愛にあふれる傑作ミュージカル映画

 1927年のハリウッド。映画スターのドン・ロックウッドは、相手役リナ・ラモントとのコンビで何本ものヒット作を世に放ち、今また新作『闘う騎士』の製作に突入していた。世間はドンとリナの交際の行方にやきもきしているが、これはスタジオ宣伝部の作った広告用のエピソード。ドンが目下夢中になっているのは、数ヶ月前のパーティで出会ったキャシーというダンサーだった。キャシーは撮影所のエキストラとして働いているところでドンと再会し、ふたりは交際をスタートさせる。しかしハリウッドにはトーキー映画の革命が押し寄せていた。『闘う騎士』も急遽トーキーで製作されることになった。技術的な問題を乗り越えて、何とか映画は完成。しかしリナの舌足らずな台詞回しとキーキー声で、試写会場は爆笑の渦に包まれる。これが公開されたら身の破滅。しかしそこで、ドンやキャシーは画期的なアイデアを思いつく。リナの台詞をキャシーが吹き替えるのだ!

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椿三十郎

7月6日(金)公開 午前十時の映画祭9

これが黒澤時代劇の中ではナンパーワン!(個人の意見です)

 とある城下町。藩主が江戸出府中の城内で、次席家老黒藤や竹林による汚職が行われていた。これを知った若い侍たちは、城代家老に意見書を突きつけるが相手にされない。彼等は大目付の菊井に不正を訴えたが、じつは菊井こそがこの悪事の黒幕だった。菊井は若侍たちを騙して一網打尽にするよう配下に命じ、同時に不正の秘密を知る城代家老を捕らえた。そんな中、たまたま若侍たちと出会った凄腕の浪人がひとり。彼は機転を利かせて菊井の手下から若侍たちを救い、屋敷に軟禁された城代家老の奥方と娘を救出することに成功する。あとはどうやって城代を救い出すかだ。菊井の配下にいる室戸という男は、巧みな頭脳プレイで見えざる城代派の動きを牽制する。一方で自ら「椿三十郎」と名乗る浪人も知恵を巡らし、若侍たちと共に城代奪還に向けて動きまわる。だがことあるごとに若侍たちに悪態を付き、傍若無人に振る舞う浪人に対し、若侍たちの一部は反発を強める。

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ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー

6月29日(金)公開 全国ロードショー

肝心の若きハン・ソロに魅力なし

 銀河帝国の支配下にある辺境の惑星コレリア。この惑星に生まれたハンとキーラは、スラム街の顔役の下で、詐欺やこそ泥のような仕事をして暮らしてきた。ハンの夢は恋人のキーラとこの星を抜け出し、宇宙一のパイロットになること。そんなハンの前に、千載一遇のチャンスがやって来る。顔役の目を盗んで、高価なコアクシウム燃料をちょろまかすことに成功したのだ。これで宇宙港の係官を買収し、まんまと通関ゲートをくぐったハン。しかしキーラは警備員に捕まってしまった。ハンは「いつか必ず彼女を迎えに来る!」と誓い、パイロットになるため帝国軍に志願入隊。だが意に反して、送られた先は帝国軍の歩兵部隊だった。そこで出会ったのが、士官に化けて戦場から貴重物資を盗み出すベケット一味と、ウーキー族のチューバッカ。ハンはチューバッカと共にベケット一味に合流し、何とか戦場を脱出。ここから若きハン・ソロの大冒険がスタートするのだった……。

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用心棒 《4Kデジタルリマスター版》

6月22日(金)公開 午前十時の映画祭9

見事な脚本、豪華な配役、すごい演出!

 着のみ着のまま、行くあてもない浪人がひとり、北関東の宿場に流れ着く。絹の取引で栄えた町だが、今は対立するやくざ同士の抗争で血なまぐさく凄惨な場所になっている。宿も店も雨戸を閉め切り、大手を振ってのさばっているのは、近隣からかき集められた無法者たちばかり。まともな人間なら怖じ気を震って逃げ出しそうなものだが、腕に覚えのある浪人は「気に入ったぜ」とニヤニヤ笑って宿場に腰をすえてしまう。「三十郎」と名乗る浪人は、やくざ同士を上手く煽って衝突させ、弱ったところで根絶やしにしてしまう腹だ。しかしいよいよやくざたちが大げんかを始めようとした矢先、八州廻りの役人が来てけんかはしばし沙汰止み。だがこの休戦期間を利用して、やくざたちは着々と次の抗争への準備を進めている。浪人もうまく自分を売り込んで、抗争後に備える。しかしこのケンカは、突然休戦から手打ちになった。冷酷で知られる卯之助が、町に戻ってきたのだ。

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ワンダー 君は太陽

6月15日(金)公開 TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

子供の成長という大きな奇跡!

 オギー・プルマンは10歳の男の子。両親と姉の四人家族の中で、いたずらと『スター・ウォーズ』が大好きな少年へとすくすく成長した。でも彼がひとつだけ、他の子供と違っていることがある。オギーは遺伝性の病気で、顔が変形して生まれたのだ。赤ん坊の頃から何十回も手術を繰り返したが、顔の変形が完全に治ったわけではない。学校に通えないまま、ホームスクールで母親から授業を受けていた。しかし小学5年生の新学期から、オギーは生まれてはじめて学校に通うことになった。物珍しそうにオギーの顔をのぞき込む子供たち。子供は大人以上に残酷なのだ。でも悪いことばかりじゃない。オギーは優しい先生たちに見守られながら、初めて自分と同じ年頃の子供たちと触れ合う。仲の良い友達もできた。同じ頃、オギーの姉ヴィアも高校生の新学期を迎えている。子供の頃から手のかからない「良い子」として育った彼女にも、思春期の女の子としての悩みがあった。

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