捨てがたき人々

捨てがたき人々

ジョージ秋山の同名コミックを映画化

 仕事も金もない中年男・狸穴(まみあな)勇介。生きるのに飽きた彼が最後に足を向けたのは、故郷である五島列島の町だった。何らの野心も意欲もない勇介に残されているのは、せいぜい性欲だけ。彼は弁当屋で働く岡辺京子という女と知り合うと、乱暴に彼女を自分のものにしてしまう。だが新興宗教に入れあげている京子はそんな勇介をゆるし、仕事の紹介をするなど世話を焼き始めるのだった。やがて京子は妊娠。この既成事実を前にずるずると同居生活を始め、不本意ながら夫婦になる勇介と京子。だがふたりの周囲では、常に男と女の愛欲の世界が渦巻いている。愛人とふたり、情死まがいの事故死を遂げた京子の母。男出入りが絶えない京子の叔母あかね。勇介の勤務先では、社長と女性従業員が大胆なW不倫をしている。勇介も自分たちの結婚に反対したあかねを犯す。それは何の夢も希望もないまま、目の前の性の快楽にすがるようにして生きる人間たちの姿だった。

6月7日(土)公開予定 テアトル新宿ほか全国順次ロードショー

捨てがたき人々 上 (幻冬舎文庫) 捨てがたき人々 下 (幻冬舎文庫)

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