第一の敵

革命の映画/映画の革命

民衆の視点でボリビア現代史を描く政治的な寓話

 1970年の南アメリカ。偉大なインカ帝国の末裔である先住民たちは、白人たちの過酷な搾取を受けていた。先住民の老人が、最近ある村で起きた事件を語り始める。それは農夫フリアンが、地主に牛を盗まれたことから始まった。牛を返すよう直談判に出かけたフリアンは、地主の怒りを買って虫けらのように殺されてしまう。これに憤慨した村人たちは、大挙して地主の屋敷に押しかけて地主を捕らえた。村人たちは地主をその地域の判事に突き出す。しかし白人の判事は先住民の訴えを無視して地主をすぐに釈放したばかりでなく、逆に地主の言うままに村の長老たちが捕らえて監獄に送る。正義はどこにあるのか。そこに現れたのは、当時各地で反政府闘争を行っていたゲリラたち。彼らは医療や農業の手伝いで村人たちの信頼を得ると、村人たちと地主を捕らえて人民裁判にかける。判決は死刑。正義は為された。だがこれは、より大きな第一の敵との戦いの始まりだった。

(原題:Jatun Auk’a)

5月3日(土)〜16日(金)公開予定 新宿K’s cinema

第一の敵―ボリビア・ウカマウ集団シナリオ集

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