喪の仕事

喪の仕事

親友の「死」が若者の世界を静かに蝕んでいく

 美大時代の友人望月の通夜に、陽介たち学生時代の仲間5人が集まる。社会人1年生としてそれぞれの道を歩んでいる5人に、若くしてガンで亡くなった望月の存在が重くのしかかる。特に陽介は、死の直前に撮られた望月のビデオメッセージを見て、その無言の口の動きに強く引き付けられてしまった。ビデオモニターの中の声のない声。彼は死の直前、自分に何を伝えようとしていたのだろうか? 四十九日の法要で再び望月の実家を訪ねた陽介は、部屋の中で何も描かれていない真っ白なキャンバスを見つける。裏には「TO YAYOI」の文字。望月の手帳から「萩原弥生」の名前を見つけた陽介は、彼女を訪ねて死んだ望月についての話を聞く。だがその瞬間から、陽介は弥生に強く惹かれて行くのだ。未完成のままに終わった望月の絵を完成させるという名目で、その後も陽介は頻繁に彼女に会うようになる。同棲中の恋人朱美は、そんな陽介の変化に戸惑うのだが……。

1991年3月21日公開 シネマアルゴ新宿

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