毎日がアルツハイマー

毎日がアルツハイマー

終始笑いが絶えないドキュメンタリー・コメディ

 2009年9月。オーストラリアでドキュメンタリー映画を撮っていた映画監督の関口祐加は、父の死後日本で一人暮らしをしている母ひろこが、初期のアルツハイマー型認知症になっていることを知った。家族全員で祝ってもらった自分の誕生日を、数日後にはすっかり忘れてしまっているのだ。「あらいやだ。ボケた〜、ボケた〜よ♪」と明るく歌う母。翌年、祐加はオーストラリアでの暮らしを引き払って、29年ぶりに帰国し母との同居を開始。病状が進行していく母に寄り添うように、母と周辺の人々の様子をビデオカメラで撮影し続ける。おとなしかった母が喜怒哀楽の感情をはっきりと表すようになったが、自分の認知症についても楽天的に振る舞っている。その様子は深刻であるよりむしろ笑いを誘うが、部家の中に残されていたメモ書きの中には「だらしないのに、頭が狂っている」の文字。彼女も自分自身に起きている変化を前にし、不安や恐怖と戦っていたのだ。

2012年7月14日(土)公開 ポレポレ東中野、銀座シネパトスほか

毎日がアルツハイマー [DVD]
紀伊國屋書店 (2012-12-22)
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