1月30日(金)公開予定 TOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー
ドラフト会議でチームの未来が決まる!
アメリカのフットボールシーズンは、毎年春のドラフト会議から始まる。2014年のドラフト会議当日、クリーブランド・ブラウンズのGMサニー・ウィーバー・Jrは落ち着かない気分で1位指名の戦略を練っていた。今はそのことに全神経が集中し、恋人のアリから妊娠を告げられても上の空だ。じつは彼がGMになって以来、チームの成績は低迷している。3シーズン目の今年に有望な選手が獲得できない限り、彼はGMの座を追われるだろう。今年の指名順位は7番目。だがその朝になって、全体1位の指名権を持つチームが指名順のトレードを申し込んでくる。1位指名権を取れれば、今年のドラフトの目玉と言われている人気選手ボー・キャラハンを獲得できるのだ。オーナーはトレードの話を聞きつけて顔をほころばせ、ぜひともキャラハンを取れとサニーをけしかける。しかしそれと引き替えにチームが失うのは、今後3年分の1位指名権。あまりに高い代償だった。