映画 深夜食堂

1月31日(土)公開 丸の内TOEIほか全国ロードショー

人気テレビドラマの劇場版だが……

映画 深夜食堂

 夜12時頃に店を開け、翌朝7時頃まで営業している新宿のめしや。別名「深夜食堂」。そこに誰かが骨壺を置き忘れていった。いずれ取りに来るだろうと、そのまま店に置いていたマスターだったが……。店の常連たまこは、死んだ愛人が遺産を残してくれなかったと不平たらたら。金の話しかしない彼女が、若いサラリーマンのはじめと付き合い始めたときには、他の常連だけでなくマスターもびっくりした。ところが死んだ愛人の遺言書を未亡人が書き換えていたことがわかり、たまこにも多額の遺産が転がり込んで来る。その途端、彼女は恋人のはじめを捨てる。「人生で本当に大切なものはひとつしか手に入れられない」というのが、彼女の人生哲学なのだ(ナポリタン)。それからしばらくして、店でひとりの若い女が働き始めた。上京してきたものの無一文となり、一度は店で無銭飲食をしたみちるだ。料理の腕も良く常連たちの評判も上々だったが……(とろろご飯)。

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アゲイン 28年目の甲子園

1月17日(土)公開 丸の内TOEIほか全国ロードショー

28年前に封印されたチームメイトの思いとは?

アゲイン 28年目の甲子園

 坂町晴彦は46歳のサラリーマン。高校時代は野球部員として甲子園を目指していたこともあるが、今はバツイチの中年男だ。そんな彼のもとを、戸沢美枝という女子大生が訪ねて来る。高校時代の野球部メンバーを集めてマスターズ甲子園に出場しないかという誘いだったが、野球に対して苦い思い出を持つ晴彦はそれを一蹴する。だが彼女が元チームメイト松川の娘だと聞いて、彼女に他のメンバーを紹介することを約束した。高校3年の夏。地方大会の決勝にまで進んだ晴彦たちの野球部は、松川の起こした傷害事件が原因で試合出場を辞退した。野球部から甲子園の夢を奪った張本人が、松川だったのだ。だが彼は東北の震災で津波に呑まれて命を落としたという。松川が毎年書いて、投函することなく手もとに置いていた年賀状の束。「一球入魂」と書かれたそのハガキを通して、彼は何を伝えようとしていたんだろうか? 28年前に止まっていた時間が、再び動き始める。

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