幕が上がる

2月28日(土)公開 新宿バルト9ほか全国ロードショー

新任美術教師は学生演劇の女王だった!

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 県立冨士ヶ丘高校の演劇部に所属する高橋さおりは、地区大会の敗退と同時に3年生が引退すると、新しい部長として演劇部をまとめることになった。同じ2年生で親友の橋爪裕子(ユッコ)と西条美紀(がるる)が、彼女を新部長に指名したからだ。4月になって新入生勧誘のため体育館で「ロミオとジュリエット」を上演するが、自分としても不本意な仕上がりで観客の反応もゼロ。気落ちしている彼女に声をかけたのは、新任の美術教師・吉岡美佐子だった。演劇や演技に対して的確な指摘をし、即興演技で目の前の生徒たちを唖然とさせた吉岡先生の正体は、大学時代に「学生演劇の女王」と呼ばれた舞台女優だった。彼女のアドバイスを受けてめきめき上達していくさおりは、ある日、吉岡先生から意外なことを告げられる。「あなたたち全国大会に行く気はある?」。冨士ヶ丘高校は地区大会も突破したことがない弱小演劇部だ。でも先生の目には熱と気迫がこもっていた。

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