6月13日(土)公開予定 ユーロスペース
ゾンビをテーマにした短編映画2本
謎のウィルス感染で世界中にゾンビが出現。徹底したゾンビの隔離と駆除で世界には再び秩序が戻ったが、ゾンビ化した家族を処理できずに隠す例がまだ残っていた。京子もそんなひとり。ゾンビ化した夫をベッドに縛り付けたまま、回復を期待するわけでも、処理してしまうわけでもなく時間だけが過ぎていく。夫婦の友人だった佐藤はゾンビの処理組織で働いているが、そんな京子の行動をただ見守ることしかできない。(遺言/32分)
世界中にゾンビが出現した時、夫婦は家に籠城しようと考える。家族は夫婦のほかに、引きこもりの息子と寝たきりのおじいちゃんだけだ。家から出なければ感染の危険はない、はずだったのだが……。引きこもりのくせに隠れて外出していた息子が、いつの間にかゾンビ化して寝たきりの祖父に噛みついていたのだ。はたして夫婦は、「寝たきりゾンビ」と「引きこもりゾンビ」から逃げられるのか?(ニート・オブ・ザ・デッド/38分)