ハクソー・リッジ

6月24日(土)公開 TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー

地獄の戦場で、戦わない男は英雄になった

 1945年4月。激戦が続く沖縄のアメリカ軍前線基地に、ひとりの衛生兵がやってくる。名前はデズモンド・ドス。彼が同じ部隊の仲間たちから変わり者扱いされているのは、菜食主義のやせっぽちだったからではない。彼はセブンスデー・アドベンティスト教会の敬虔な信徒で、十戒の「殺すな」の掟を守るために銃を取らないことを信条としていたのだ。これが原因で訓練中には上官のしごきや周囲のいじめを受けることもあったが、「殺すのではなく、命を救いたい!」という決意は固く、こうして衛生兵として戦場にやって来ている。だが沖縄での戦いは、それ以前にデズモンドが経験してきたグアムやレイテの戦いとは比較にならない凄惨なものとなった。戦いの舞台は「ハクソー・リッジ」と呼ばれる高い断崖の上にある日本軍陣地。これを攻略しない限り、部隊は釘付けのままだ。激しい戦闘の中で、デズモンドは戦場に取り残された兵士たちを救出するため走り出す。

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ジョン・ウィック:チャプター2

7月7日(金)公開 TOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー

目を覚ました暴力は新たな暴力を呼びさます

 ロシアン・マフィアとの諍いから一度は暴力の世界に舞い戻ったジョン・ウィックだったが、亡き妻の思い出と共に再び平和な引退生活を送ることは許されなかった。新しい仕事を持ち込んできたのは、かつてジョンが血の誓印を交わしたサンティーノ。殺しの世界で誓印は絶対的な価値を持ち、その持ち主からの依頼を断ることは許されない。サンティーノの依頼したターゲットは、父から組織の全権を譲られた姉ジアナ。ジョンはこの仕事をやり遂げ誓印の縛りを解かれたが、依頼者のサンティーノは新たな脅威となったジョンの命を狙う。最初の襲撃を何とか切り抜けたジョンだったが、サンティーノは奥の手として、ニューヨーク中の殺し屋にジョン殺しを依頼する連絡を入れる。成功報酬はなんと700万ドル! 高額報酬に目の色を変えた殺し屋たちが、ジョンの行く先々に現れて襲いかかってくる。たび重なる刺客の襲撃に深手を負ったジョンは、ある男に助けを求める。

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