ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

4月6日(金)公開 TOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー

アドベンチャー映画『ジュマンジ』が新バージョンで再登場!

 1996年。海岸で拾われた古いボードゲームの中から現れたゲームカセット「ジュマンジ」をプレイした高校生が、自宅の部屋から忽然と姿を消した。それから21年後、高校で居残りを命じられた高校生たちの前に「ジュマンジ」は再び姿を現す。ゲームに飲み込まれた4人の高校生たちは、ゲーム中のキャラクターになって現実世界への脱出路を探す。冴えないゲームオタクの高校生スペンサーは、ゲームの中で筋骨たくましい冒険家ブレイブストーン博士に変身。幼なじみの悪友フリッジは博士の間抜けな動物学者に、セルフィー大好きのリア充女子高生ベサニーはチビデブ中年オヤジの考古学者に、地味な女子高生マーサは女性格闘家に変身した。だがこのゲームから出るには、ゲームをクリアするしかないのだ。各人に与えられたライフは3。ゲーム中で3回命を落とせばゲームオーバーになってしまう。4人は手渡された宝石を、目的地まで運ぶことができるのだろうか?

 ロビン・ウィリアムズ主演のアクション・アドベンチャー映画『ジュマンジ』から、22年ぶりに製作された続編映画。キャラクターの連続性はないが、話はちゃんとつながっている。前作は海岸に打ち上げられたゲームボードを誰かが拾い上げるエンディングになっていたのだが、この映画は海岸でボードゲームが拾われるところから始まるのだ。ただし今どきボードゲームで遊ぶ高校生はいない。プレイすることを持ち主に強要する呪いのボードゲームは、今回の映画で古風なテレビゲームに姿を変えることになる。ゲームは進化するのだ。この分だと、製作中だという次回作では「ジュマンジ」がスマホアプリになっているような気がする。次回作にもドウェイン・ジョンソンなど本作のキャストが再出演するらしいが、彼らはゲーム中のアバターなので、出演者は同じでも、プレイヤー役の俳優や設定を変えれば何度も新しい物語を作ることができる。映画としてはユニークだ。

 今回はゲーム中で活動する4人の高校生を、ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギランが演じているが、彼らが「大人の姿をしていても中身は思春期の高校生」という難しい役を巧みに演じているのは面白かった。一番傑作なのはチビデブでひげ面の太った中年オヤジでありながら、中身は女子高生を演じたジャック・ブラック。これだけでもとんでもない話なのに、この映画ではその「チビデブ中年男の女子高生」がイケメンの青年に恋をするのだ。ジャック・ブラックがちゃんと「恋する女子高生」を演じているのは見事と言うしかない。前作の出演者ロビン・ウィリアムズの後継者は、本作のジャック・ブラックだろう。今回はIMAX 3Dで鑑賞したが、これはじつに3D向けの映画だと思う。何しろ物語はCGゲームの中で展開するので、映画的に派手な演出が不自然にならない。遊園地のアトラクションのような映像マジックだ。

(原題:Jumanji: Welcome to the Jungle)

109シネマズ名古屋(シアター7)にて
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
2017年|1時間59分|アメリカ|カラー|サイズ|サウンド
公式HP: http://www.jumanji.jp/
IMDb: http://www.imdb.com/title/tt2283362/

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