メリー・ポピンズ リターンズ

2月1日(金)公開 TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

本家が作ったパスティーシュ映画

 バンクス家からメリー・ポピンズが去って25年。ジェーンとマイケルは大人になり、二人の生活も、世の中の様子もずいぶん変わった。マイケルは1年前に妻を亡くし、銀行勤めをしながら3人の子どもを育てている。だが妻の闘病などでここ数年は経済的負担も大きく、銀行への借金返済が滞ったままだ。銀行は借金の担保になっている家を取り上げると通告している。このままでは家を取り上げられてしまう。そんな時、バンクス家に再びメリー・ポピンズがやって来る。メリーは子どもたちを風呂に入れたり、一緒に散歩に出かけたりしてすっかり打ち解け、子どもたちは少しずつ本来の明るさを取り戻していく。一方マイケルは、親から相続した銀行の株券があれば家を取られずに済むと考えて、家中を引っかき回して必要書類を探す。だがそのための時間は、あまり残されていなかった。じつはこの借金抵当問題には、不況下にも着々と事業拡大する銀行家の陰謀があった。

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ファースト・マン

2月8日(金)公開 TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

カリスマ宇宙飛行士の孤独な世界

 1961年。NASAのテストパイロットであるニール・アームストロングは、ロケット機X-15のテスト飛行中、制御できなくなった機体を何とか着陸させることに成功した。だが現在彼を悩ませているのは仕事のことではなく、幼くして脳腫瘍を患う娘カレンのことだ。家族の祈るような願いと治療のかいもなく、カレンは2歳半の短い生涯を閉じる。このことは、ニールの心を深く傷つけることになった。彼はその後ジェミニ計画の飛行士に応募して、苛酷な訓練の日々を送るようになる。1966年。ニールが船長を務めるジェミニ8号は、無人衛星とのドッキングに成功。一時は操作不能になる危機的な状況となったが、ニールの的確な処置で無事帰還を果たした。その翌年、悲劇的な事故が宇宙飛行士たちを襲う。発射台のアポロ1号が火災事故を起こし、飛行士3人が死亡したのだ。それでも計画は進んで行く。ニールは月着陸を目指すアポロ11号の船長に選ばれた。

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