麻雀放浪記2020

4月5日(金)公開 丸の内TOEIほか全国ロードショー

これは「ふんどし放浪記」である

 西暦2020年の日本。浅草の路上に突然現れた青年は、手の中に麻雀牌の五筒(ウーピン)を握りしめていた。彼の名は哲。1945年(昭和20年)の焼け野原になった東京で、麻雀博打に明け暮れていた若きギャンブラーだ。それがなぜか75年後の東京にいる。2020年の東京は直前に起きた戦争の影響でオリンピックが中止になり、社会格差が広がり人々の心は荒廃していた。そんな世界で無一文の哲を拾ったのは、メイド雀荘で働く売れない地下アイドルのドテ子。彼女はタレント事務所の社長兼マネージャーのクソ丸と暮らす安アパートに哲を招き、ここから3人の同居生活がはじまる。クソ丸は麻雀番組にドテ子を出演させて細々と事務所を維持していたが、哲に麻雀の才覚があることに気づくと、褌一丁の奇抜な扮装のイケメン雀士「昭和哲」としてテレビ局に売り込む。最初は物笑いの種になっていた昭和哲も、麻雀の腕が超一流とあって人気は急上昇していく。

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JAWS / ジョーズ

4月19日(金)公開 午前十時の映画祭10

男たちは何と戦っていたのか?

 ニューイングランド地方のアミティ島は、風光明媚なリゾート地だ。だが6月のある日、島の海岸に若い女のむごたらしい遺体が打ち上げられる。島の警察に赴任して間もないブロディ署長は、遺体の様子から彼女がサメの犠牲者だと確信して海岸を閉鎖。だが観光重視の市長は風評被害を恐れ、これを単純な水死事故として処理してしまう。しかしその翌週、海水浴場で遊んでいた少年がサメの犠牲になった。人喰ザメの存在は明らかだ。少年の両親が懸賞金をかけたこともあり、間もなく1匹のサメが捕獲される。だが島を訪れた海洋学者のフーパーは、人を襲ったのはより大型のホウジロザメだと断言。騒ぎを沈静化させたい市長がこの警告を無視する中で、さらに新たな犠牲者が出る。ブロディは市長を説得してサメ漁専門の頑固漁師クイントを雇い、フーパーも合わせ3人でサメ退治のための船を出す。そこに現れたのは、体長8メートル近い巨大サイズのモンスターだった。

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