10月11日(金)公開 全国ロードショー
世界にもしビートルズがいなかったら
バイトをしながらミュージシャンを目指しているジャックは、小さなライブハウスやイベントで演奏を続けていても、鳴かず飛ばずでなかなか目が出ない。幼なじみでマネージャーのエリーがいくら励ましてくれても、売れないという事実に挫けそうになる。そんな中、ジャックは自転車で交通事故に遭う。幸い命に別状はなかったが、前歯2本と愛用のギターが犠牲になった。退院したジャックを励まそうと、エリーや友人たちが集まる。新品のギターもプレゼントしてくれた。「せっかくだから、なにか一曲歌えよ」とうながす友人たちに、ジャックは何気なくビートルズの「イエスタデイ」を一節。ところが誰もその曲を知らない。「なんだ、隠し球かよ。すごいいい曲じゃん!」「今までそんな曲を作ったのを黙ってたのね!」「お前、天才だな」「ええっ? これ、ビートルズだぜ?」「ビートルって、自動車か?」。彼の入院中に、世界からビートルズが消えてしまったのだ!