ジュマンジ/ネクスト・レベル

12月13日(金)公開 全国ロードショー

前作のスタッフとキャストが再結集!

 ビデオゲーム「ジュマンジ」の世界で、4人の高校生たちが冒険を終えてから3年。冒険をきっかけに恋人同士になったスペンサーとマーサだったが、スペンサーはひとりニューヨークの大学に進学して遠距離恋愛。彼女や仲間のSNSを見ながら、ひとりイケてない自分に引け目を感じていた。冬休み。久しぶりに仲間が集まって話に花を咲かせようと約束したものの、スペンサーは彼らと会うのに気後れしていた。実はマーサとも、ここ何ヶ月か上手く行っていないのだ。現実から逃れたいスペンサーは、再びひとりでゲームの世界へ……。一方、スペンサーが約束の場所に現れないことを気にする仲間たちは、彼の家に様子を見に行くことにする。そこで見つけたのは電源の入ったゲーム機と、放置されたスペンサーの荷物だった。ゲームから単独で脱出することは不可能。仲間たちは再びゲームの世界に戻ることに決めたのだが、ここで誰も思ってもいない出来事が起きてしまう。

 日本では昨年初夏に公開された『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)の続編。前作のスタッフとキャストが再び勢揃いしている他、今回はダニー・デヴィートとダニー・グローヴァーというベテランが新たに加わった。今回の映画は『ジュマンジ』シリーズとしては3作目。本シリーズは1作目の『ジュマンジ』(1995)から2作目が作られる時、キャストを一新している。僕はてっきり3作目が作られるときも2作目からキャスト一新だと思ったのだが(アバターのキャストはそのままにしても、プレイヤーは入れ替えると思った)、そのまま前作と連続性のある映画になったのは嬉しかった。同時にプレイヤーとアバターの組み合わせを変えるなど、本作ならではの工夫が見えるところもいい。それに伴い新キャラクターやゲームの新しい設定も登場するのだが、これもなかなかに楽しいものだった。娯楽エンタテインメントとして、実に楽しく観られる。

 映画の見どころは、ゲームに入り込んだプレイヤーのキャラクターに合わせて、アバター役の俳優たちが芝居をするところだ。ゲームの中で中核となるブレイブストーン博士というアバターを演じるのは、前作と同じくドウェイン・ジョンソン。その彼が、プレイヤーの個性に合わせてダニー・デヴィートとアレックス・ウルフの表情や喋り方を演じ分けるのだ。これまでジョンソンを随分たくさんの映画で観てきたが、彼がこれほど細やかな芝居ができる俳優だとは思ってもいなかった。この映画での一番の収穫はここかもしれない。物語自体最後にハッピーエンドになることがわかっているので、ある意味では予定調和。新鮮味はない。しかしこの映画の場合は、前作のキャストが再登場する同窓会が目的なのだ。映画のストーリー自体が、旧友の再会をテーマにしている。同窓会としての楽しさがまず第一なので、それに成功しているなら問題なし。最後まで実に楽しい映画でした。

(原題:Jumanji: The Next Level)

ミッドランドスクエアシネマ2(スクリーン10)にて 
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント 
2019年|2時間3分|アメリカ|カラー|2.39 : 1 
公式HP: https://www.jumanji.jp/ 
IMDb: https://www.imdb.com/title/tt7975244/

Jumanji: The Next Level (Original Motion Picture Soundtrack)
Sony Classical (2019-12-06)
売り上げランキング: 24,151

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