地獄の黙示録 ファイナル・カット

2月28日(金)公開 全国ロードショー

これは長い長い罪の告白の物語

 1969年。米国陸軍のウィラード大尉は、待機を命じられたサイゴンのホテルから軍上層部地呼び出され、ある秘密任務を命じられる。元グリーンベレーの隊長カーツ大佐が独断で軍を離脱し、ジャングルの中に自分の王国を築いているというのだ。ウィラードに命じられたのは、カーツを暗殺することだった。ウィラードは小さな哨戒艇と、任務を知らされていない4人の部下を与えられて川を遡る。そこで彼が見たのは、戦場の混乱と狂気、そして徹底した暴力だった。ヘリコプター部隊を率いる第一騎兵隊のキルゴア中佐は、サーフィンをしたいという理由だけで海岸沿いの村やジャングルを焼き払う。ジャングルの中には突然巨大ステージが組み上げられ、プレイメイトたちが前線慰問にやって来る。国境に近い最前線の基地では、指揮官さえいない中で、ドラッグ漬けの兵士たちが見えない敵相手に発砲を繰り返している。哨戒艇は少しずつ、カーツの王国に近づいていった。

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1917 命をかけた伝令

2月14日(金)公開 全国ロードショー

ドラマの欠如した戦争スペクタクル

1917

 第一次大戦中のフランス。1917年4月6日。前線で束の間の休息を取っていた若いイギリス兵スコフィールドとブレイクは、司令部に呼び出されて別の部隊への伝令任務を与えられる。退却中のドイツ軍を追って、現在1600人の部隊が敵陣深くに侵入している。だがそれはドイツ軍の罠で、このまま進めば部隊が全滅するかもしれないというのだ。その部隊には、ブレイクの兄も参加している。明朝には総攻撃が開始される。残された時間は少ないが、この伝令任務の成否いかんに1600人の命が委ねられているのだ。二人の兵士は命令書とわずかばかりの荷物を持って、塹壕から危険な戦闘地帯に踏み出して行く。行く手に待つのは打ち捨てられた塹壕と腐乱した兵士の死体の山。退却するドイツ軍が残していった仕掛け爆弾にも気が抜けない。かつてはのどかな農村地帯だった場所だが、退却中のドイツ軍はあらゆるものを破壊した。二人は廃墟になった農家にたどり着く。

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