83歳のやさしいスパイ

7月9日(金)公開 シネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国順次公開

真面目で優しい素人探偵の大冒険

■あらすじ

 チリの新聞に奇妙な求人広告が掲載される。「80~90歳の男性募集。経歴・資格不問」。多くの高齢男性が応募する中、雇われたのはセルヒオ・チャミーという83歳の老人。雇用主のロムロは興信所を経営しており、セルヒオには高齢者養護施設への潜入調査員としての仕事が与えられる。

 ロムロに調査を依頼したのは、施設に入居しているソニアの家族。セルヒオは施設に新たな入居者として入り込み、ソニアの周辺を調べて報告しなければならない。

 だが普通の老人をスパイに仕立てるのは、並大抵の苦労ではない。小型カメラや隠しカメラを用意して使い方をレクチャーし、スマホでの電話連絡方法をマスターさせねば仕事にならない。だがもともとまじめな性格のセルヒオは、これらを無事にマスター。施設には体験入居の名目でもぐり込むことに成功する。セルヒオは施設の情報を得るため、ソニアや周囲の人たちと打ち解けて話をするようになるが……。

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大怪獣ガメラ

7月16日(金)より「妖怪特撮映画祭」
角川シネマ有楽町、ところざわサクラタウンほか全国順次公開

人間が科学を信じていた時代の怪獣映画

■あらすじ

 北極を飛行する国籍不明機を追って、アメリカ空軍機が出撃。やがて戦闘状態となって、国籍不明機は北極の大氷原に墜落する。閃光ときのこ雲。国籍不明機が搭載していた核弾頭が爆発したのだ。これを近くのエスキモー部落から目撃したのは、日本の生物学者・日高教授らの調査隊だった。

 調査隊は調査船に戻ろうとするが、その直前、核爆発のクレーターから出現した巨大なカメが砕氷船を破壊する。エスキモーの長老は、その怪獣を「ガメラ」と呼んだ。ガメラは姿を消すが、その後世界のあちこちで、謎の飛行物体が目撃されるようになる。

 襟裳岬で灯台守をしている桜井家。小学生の息子・俊夫は、飼っていた亀を捨てた海でガメラに出会う。破壊された灯台からガメラに救出された俊夫は、ガメラを自分の味方で友達だと思うようになった。だがあらゆるエネルギーを体内に取り込むガメラは、発電所や都市を次々に襲う。政府はガメラの駆除に乗り出した。

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