草の響き

10月8日(金)公開予定 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町/渋谷ほか全国順次公開

佐藤泰志の同名小説を東出昌大主演で映画化

映画『草の響き』のチラシ画像

■あらすじ

 東京での仕事に区切りを付けて、妻と二人で生まれ故郷の函館に戻ってきた工藤和雄。だが新生活を初めて早々に、自律神経失調症になって精神科の治療を受けることになる。和雄は医者から身体を動かすことを勧められ、朝晩近所を走り始めることにした。

 高校生の小泉彰は、札幌から函館に引っ越してきたがまだ学校に馴染めない。バスケ部の同級生から海岸の岩から海に飛び込む度胸試しに誘われたが、じつは彰はまるきりの金槌だ。近くのプールで泳ぐ練習を始めたとき、自分と同じ年頃の高田弘斗に声をかけられる。「俺が泳ぎを教えるから、かわりにスケボー教えてよ」。こうして二人は友達同士になった。

 和雄は走ることにのめり込み、それが生活の中心になる。何があっても朝晩は必ず走る。走る距離は伸び、タイムは縮むのも面白い。仕事は大学食堂で食器洗いのアルバイトを見つけた。自分も仕事をしている妻の純子は、そんな生活に疲れ始めていた。

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