すずめの戸締まり

2022年11月11日(金)公開 全国ロードショー

物語の設定に根本的な違和感あり

すずめの戸締まり

■あらすじ

 宮崎の高校生・岩戸鈴芽は幼い頃に東日本大震災で母を失ってから、叔母に引き取られて暮らしている。ある日彼女は、町の中の廃墟を探している青年・宗像草太に出会う。彼が向かったのは町外れにある廃墟化した温泉街だ。

 だが間もなくそこから、赤い煙のような物体が立ち上る。それはみるみる大きくなって町の上空を埋め尽くすが、鈴芽以外の目にはそれが見えていないようだ。鈴芽は学校を飛び出して廃墟に向かう。そこで見たのは、朽ちかけた扉から飛び出そうとしている赤い何者かと、その扉を必死に閉めようとしている草太だった。

 鈴芽は草太と協力して扉を閉めることに成功。しかしこの扉が開いたのは、草太より前に鈴芽が扉を見つけ、扉を封じた「要石」を抜いたのが原因だったらしい。

 要石はネコに姿を変えて、鈴芽と草太の前に現れる。要石は草太に呪いをかけて、小さな木の椅子の中に封じ込める。ここから鈴芽とイスになった草太の旅がはじまる。

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