ラストコップ THE MOVIE

5月3日(水・祝)公開 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

毎度バカバカしい展開のままで完結編

 30年の眠りから覚めた昭和の熱血刑事・京極浩介と、相棒の草食系平成刑事・望月亮太。ルール無用の型破りな捜査で、周囲の批判にもかかわらず数々の成果を上げてきた京極たちだったが、犯罪捜査の世界にもハイテク化の波が押し寄せてくる。人工知能、AIの登場だ。人工知能研究者の西園寺が、横浜中央署に犯罪捜査のためのAIロボット「ブナッシー」を提供したのだ。既に起きた犯罪の捜査だけでなく、これから起きる犯罪まで事前に予知するブナッシーの登場に、時代の変化をひしひしと感じる京極。彼は最近になって自分の身体にある変化を感じ、それを周囲に必死で隠し通そうとしていた。じつは京極の身体は病魔に蝕まれており、医者からも余命宣告を受けていたのだ。だが事件はそんな中で起きる。西園寺の人工知能研究所から、助手の藤崎がAIの本体を盗み出してテロ組織に売り渡した。AIを使えば世界中を乗っ取り、どんなことも可能になってしまう。

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美女と野獣(IMAX 3D 字幕)

4月21日(金)公開 TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー

世界中が待ち望んだ実写版ミュージカル映画

 むかしむかし美しいが高慢な王子が、城を訪ねてきた老婆を侮辱した。じつは彼女の正体は魔法使い。王子は罰として醜い野獣の姿に変えられ、本物の愛を見つけない限り呪いは解けないと宣告される……。それから何年が過ぎただろうか。偶然城に迷い込んだ近くの村の男が、庭園のバラを一輪手折ったことから野獣に捕らえられてしまう。男の娘ベルは父が捕らえられたことを知ると、城に乗り込んで父の身代わりを志願する。これに喜んだのは、家具に姿を変えられていた城の召使いたちだ。「ひょっとしたら彼女が本物の愛を教えてくれるかも」と期待し、召使いたちはベルを歓待する。城で過ごすうちに、恐ろしい姿をして粗暴に振る舞う野獣の中に、高い教養と優しさがあることに気づくベル。いつしか野獣も、ベルのことを愛するようになってた。だが自由のないところに、本物の愛は存在しない。野獣は彼女を愛するがゆえに、城から出て村に帰ることを許すのだった。

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アシュラ

3月4日(土)公開 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

暴力描写はヘビー級だが、ドラマ部分は重量不足かも

 韓国のアンナム市は、インフラ開発から取り残されて薄汚れた地方都市だ。汚れているのは町の中身も同じ。政治家も腐りきっている。その親玉が、長年市政を牛耳る市長のソンベだった。刑事のドギョンはそんな市長に飼われ、汚れ仕事を一手に引き受けることで甘い汁のおこぼれに預かっている。だがそれを察知した同僚の刑事が「自分にもオイシイ仕事を回せ」と半ば脅迫してきたことから、取り返しの付かないトラブルが起きる。ドギョンが誤って、その同僚を転落死させてしまったのだ。彼は自分を「アニキ」と慕う後輩刑事ソンモと示し合わせ、近くにいたヤク中の男を犯人に仕立て上げる。だが市長の告発に執念を燃やす特別検察のキム検事は、事件の真相を知りながら、ドギョンに市長を潰すためのスパイになれど持ちかける。断ることはできない。だが市長を裏切れば、自分の命はないだろう。ドギョンは市長と検察の板挟み。どこにも逃げ隠れする場所はなかった。

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ボヤージュ・オブ・タイム

3月10日(金)公開 TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー

テレンス・マリックが描く「いのちの営み」の世界

 「世の中は 何にたとえん 水鳥の嘴(はし)振る露に 宿る月影」と、曹洞宗の開祖である道元禅師は歌に詠んだ。世界の姿は、水鳥のくちばしから滴り落ちた水滴に映る月のようなものだ。それはきらめきながら水に落ち、あっという間に姿を消してしまう。だが月そのものは、その前も、その後も、夜空に輝き続けている。宇宙の誕生以来、星々は生まれては消え、地球の上では生命が生まれては消えて行く。ひとつひとつの命は儚く脆い。だがその背後には、宇宙誕生から一貫している命の営みの法則がある。命は現れては消える。これからも、命は現れ、そして消えて行くだろう。そのすべての命は、宇宙の中でひとつにつながっている。遠い昔に現れて消えた命が、いま生まれる命に力を与える。そしていま消えて行く命が、未来の命につながれていく。世界は命に満ちている。この映画は宇宙に満ちるすべての「いのちの営み」を、ダイナミックな映像で紡ぎ出していく。

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モアナと伝説の海

3月10日(金)公開 全国ロードショー

いずれ舞台版が観られそうな本格ミュージカル

 遠い遠い昔の話。世界のあらゆる生命を生み出した女神テ・フィティの心が、神の釣り針を持つ英雄マウイに盗み出された。世界には闇が生まれ、マウイは火山の悪魔テ・カァと戦ってテ・フィティの心を海に落としてしまう。それから千年。島の族長の娘モアナは子供の頃から海に憧れていたが、海の恐ろしさを知る父は彼女が海に出ることを決して許さなかった。なぜ父は海を恐れるのだろうか。祖母タラは父の過去と、島に伝わる秘密をモアナに伝える。遠い昔、島の住民の祖先たちは、大船団を組んで広い海原を渡る海の民だった。島から島へと渡り、村を作り、また別の島へと渡っていく人々の血が、モアナの中にも流れている。だが世界に広がる闇は、モアナたちの島にも近づいている。島では魚が捕れず、ココナッツも病気で枯れていく。「世界をもとに戻すには、マウイと一緒にマウイテ・フィティの心を返しに行くしかない」。世界を救うモアナの旅がはじまる……。

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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険

3月4日(土)公開 TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー

ドラえもんの世界にナウシカがやって来た

 夏の暑さにウンザリしたのび太とドラえもんは、どこでもドアを使って南太平洋を漂流する巨大氷山に移動する。氷山の上ではかき氷も食べ放題。氷細工ごてを使って家具を作り、さらに大掛かりな巨大遊園地を作って仲間たちを招待する。そんな中、のび太は氷山の奥深くに埋まっていた不思議な腕輪を見つける。誰かが落としたのだろうか? だが氷山が流れ出したのは、遠い昔の南極大陸からだ。腕輪が埋まったのは、今から10万年も昔だという。その頃にはまだ人類の文明も生まれていない。謎の腕輪の持ち主を探そうと、のび太たちは南極大陸へ。分厚い氷の下には、いまだ誰も見たことのない古代文明の遺跡が眠っていた。一行はタイムベルトを使って10万年前へジャンプ。そこには腕輪の持ち主と、古代文明の謎の答えがあるはず……。だがそこで待ち構えていたのは、遺跡を守る巨大モンスターの手荒い歓迎だった。のび太たちはカーラと名乗る少女に助けられる。

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ラビング 愛という名前のふたり

3月3日(金)公開 TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー

人種差別法と戦ったラビング夫妻の物語

 1958年、バージニア州。恋人ミルドレッドの妊娠したと知った時、リチャードは迷うことなく結婚を申し込んだ。ふたりはワシントンD.C.で結婚の手続きを済ませ、バージニアのミルドレッドの家で一緒に暮らし始めた。だがそれから間もなく、ふたりは逮捕されてしまう。罪状は異人種間結婚禁止法違反だった。ふたりは執行猶予が付くことを条件に罪を認めるが、それは夫婦が生まれ故郷のバージニアを去らねばならないことを意味している。執行猶予期間は何と25年。その間に州内で夫婦が一緒にいれば、再逮捕されて刑務所に送られてしまうのだ。新居はワシントンD.C.。夫婦の間には3人の子供が生まれるが、夫婦揃って故郷に帰ることはできない。田舎育ちの夫婦にとって、D.C.での暮らしはあまりにも窮屈だ。アメリカは公民権運動の時代を迎えている。ミルドレッドは友人の薦めで、司法長官のロバート・F・ケネディに窮状を訴える手紙を書いた。

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