2月17日(金)公開 全国ロードショー
観ている者の胸を熱くする音楽映画の誕生
■あらすじ
高校時代にジャズに出会い、「世界一のジャズ・ミュージシャンになる!」と決心した独学のサックスプレイヤー宮本大は、故郷仙台からいよいよ東京に出てくる。高校の同級生だった玉田の下宿に居候を決め込み、隅田川にかかる高速道路下を練習場所にする貧乏暮らしのスタートだ。
だがジャズは今や衰退した音楽ジャンル。飛び込みで入った小さなジャズクラブも、今はライブをやっていないという。紹介されたライブハウスで、大は同い年の凄腕ピアニスト沢辺雪祈に出会う。「俺と組もう」と持ちかけた大の演奏を聴いて、雪祈はこれを了承。だがバンドの形にするには、最低限もう一人ドラムが必要だ。
ここでドラマーに名乗りを上げたのは、音楽未経験者の玉田。ドラムセットを触ったこともない彼の参加を雪祈は当然渋るが、大の後押しと本人の熱意に押されてなんとかバンドは成立。玉田の頑張りで何とか音が揃ってきた頃、大はバンドのライブ出演を提案する。
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