パルプ・フィクション

2月1日(金)公開 午前十時の映画祭9

1990年代生まれのカルトムービー

 殺し屋のヴィンセントは同じ組織のジュールスと一緒に、ボスに命じられた仕事を片づける。こんな仕事は、文字通り朝飯前だ。それよりヴィンセントが気になるのは、ボスに言いつけられているもうひとつの仕事のことだ。大した内容ではない。ボスの新妻ミアの外出に付き合い、彼女をエスコートすればいいのだ。だがほんの少し前、同じくミアの世話係を命じられた男がヘマをして、ボスから半殺しの目にあわされている。気が短く嫉妬深いボスを少しでも不快にさせれば、自分もただでは済まされない。だがミアは自由気ままに振る舞うじゃじゃ馬で、この夜の出来事はヴィンセントにとって忘れられないものになる……。同じ頃、中年ボクサーのブッチは、ギャングのボスから八百長試合を命じられていた。彼はこの申し出を受けながらボスを裏切り、負けるべき試合に勝ってノミ屋の賭けで大儲けする。ボスがこれを許すはずがない。彼は恋人と二人で逃げ出すのだが……。

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十二人の死にたい子どもたち

1月25日(金)公開 TOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー

自殺サイト版の「十二人の怒れる男」

 閉鎖して廃墟になりかけた病院に集まって来た、12人の若者たち。彼らはネットで知り合い、全員で集団自殺するためこの場に集まったのだ。心変わりして立ち去りたいなら、それは本人の自由。ただし集団自殺に反対する者がいるなら、その時は全員一致するまで話し合わねばならない。ぞれがルールだ。しかしこの時、当初予定していなかったことが起きる。死ぬために12人が集まったはずが、集合場所には既にひとつの死体があったのだ。この死体は何者なのか? 彼は自殺なのか、それとも誰かに殺されたのか? 彼が誰かに殺されたのだとすれば、これは集団自殺ではなく殺人事件になってしまう。このまま自殺を決行すべきか否か、最初の採決が行われる。全員が自殺に賛成すると思われる中で、反対はわずかに1名。しかしルールが求めるのは話し合いだ。ここから13人目の死の謎を探る、長い物語がスタートする。謎を解く鍵は、病院のあちこちに残されていた。

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バッド・ジーニアス 危険な天才たち

9月22日(土)公開 新宿武蔵野館ほか全国順次公開

天才高校生が編み出した禁断のビジネス

 中学時代に成績優秀で数学コンテストのチャンピオンにもなったリンは、富裕層が通う名門校に特待生として招かれる。学校ではじめてできた友人はグレース。あまり成績がよくない彼女のために、リンは試験の最中にこっそり答えを教えてあげた。だがこのことが、グレースの交際相手パットに伝わってしまう。「僕にも試験の答えを教えてほしい。他の仲間たちにもだ。報酬は払う」。授業料免除の特待生も、学校に通い続けるには他にも何かと金がかかる。貧しい父子家庭のリンにとって、高額の報酬は何よりも魅力だった。リンは試験中に暗号を使って「顧客」たちに答えを教えることを思いつく。だがこの不正の一端に気づいたのは、同じく貧しい特待生のバンクだった。特待生の資格を剥奪されたリンは、父親に厳しく諌められて二度と不正に手を染めないことを誓う。だが卒業間近になった時、グレースとパットから、彼女に途方もない大口の取引が持ちかけられた……。

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ジュラシック・ワールド 炎の王国

7月13日(金)公開 全国ロードショー

人気シリーズ第5弾。十分面白いけど……。

 多くの犠牲者を出したジュラシック・ワールドでの事故から3年。パークは閉鎖されたが、島では火山活動が活発化し、取り残された恐竜たちは火山噴火による絶滅の危機にあった。パークの元スタッフだったクレアは、恐竜を救出するためのNPOを設立。そこに救援の手を差し伸べたのは、バークの生みの親であるハモンド博士のパートナー、ロックウッド氏の財団だった。財団の支援を受けて、クレアと仲間たちは恐竜たちの島に向かう。そこにはクレアの元恋人で、ラプトルのブルーを調教したオーウェンの姿もあった。高い知能を持つブルーの救出には、どうしての彼の協力が必要なのだ。恐竜に取り付けてある発信機を頼りに、クレアたちは無事ブルーの捕獲に成功。だが一連の救出劇には、隠された目的があった。ロックウッド財団の経営を任されているイーライが、救出した恐竜を世界中に高値で売りさばこうとしていたのだ。クレアたちは島の脱出に成功するが……。

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ミッション:インポッシブル/フォールアウト

8月3日(金)公開 全国ロードショー

アクション! アクション! そして、アクション!!

 何者かに盗み出された3個のプルトニウムを取り戻すため、イーサンとMIFのチームが動き出す。プルトニウムが核テロリストの手に渡れば、世界は破滅の危機を迎えるからだ。だが重要な取引現場で、イーサンは何者かにまんまとプルトニウムを強奪されてしまう。事件には、かつてイーサンたちによって壊滅させられたシンジゲートの生き残り「アポストル」たちが関与しているらしい。IMFだけでは事態解決が覚束ないと見たCIAは、イーサンのお目付役としてエージェントのウォーカーを同行させる。イーサンはプルトニウム取引のキーマンであるジョン・ラークに成りすまそうとするが、現場の混乱からラーク本人を射殺してしまう。だが用心深いラークの顔を知っている人間は、じつはほとんどいない。イーサンは堂々とラークに成りすまして、取引の仲介者であるホワイト・ウィドウと接触することに成功。だが彼はそこで、アポストルたちの真の目的を知らさる。

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名探偵コナン ゼロの執行人

4月13日(金)公開 全国ロードショー

いちいち大げさに騒ぎすぎなんだよ……

 東京サミット開催直前、会場に予定されていた東京湾の複合リゾート施設で爆発が起きる。一時はガス漏れによる事故と思われたが、現場から毛利小五郎の指紋が残され、毛利探偵事務所のパソコンからは施設のガス器具にアクセスした痕跡が発見された。小五郎は身に覚えのない事件の容疑者として逮捕されてしまう。事件はともかく、小五郎が関わったという話は公安によるでっち上げだ。コナンは公安捜査員である安室に詰め寄るが、安室はまるで非協力的な態度だ。また小五郎が有名人であることから、彼の弁護士になろうとする者は誰もいなかった。困り果てたコナンや蘭たち前に現れたのは、公安がらみの事件弁護で連戦連敗という女性弁護士の橘境子。はたしてコナンや蘭たちはこの頼りない弁護士と組んで、小五郎の無実を証明することができるのか? そして爆破事件の真相や、小五郎を罠にはめた公安の目的は何なのか? やがて意外な犯人の正体が明らかになる。

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孤狼の血

5月12日(土)公開 全国ロードショー

東映やくざ映画の正統な後継者

 昭和63年。広島県呉原市。県警から赴任してきたばかりの新人刑事・日岡が見たのは、やくざ同士の対立で一触即発状態になっている町と、地元やくざとずぶずぶの関係になっているベテラン刑事・山上の存在だった。山上とコンビを組む日岡は、県警の監督官から山上の不正の証拠探しを命じられていた。だが山上のもとに「兄が行方不明になっている」という女からの相談があったことで、ふたりはやくざ抗争のまっただ中に巻き込まれて行くことになる。消えた男は、地元やくざの尾谷組と対立する広島系やくざ・加古村組のフロント企業で金庫番をしていた男だ。山上はこの男が、何らかの事情で既に加古村組に殺されていると直感する。その確たる証拠が見つかれば、加古村組を一網打尽にできる。山上は拷問・放火・窃盗など、なり振り構わぬ強引な捜査を進めるが、これらはどれも日岡の目に余ることばかりだった。この間にも、やくざ同士の緊張関係は高まっていく。

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