ハケンアニメ!

2022年5月20日(金)公開 全国ロードショー

序盤のもたつきを後半で取り戻せなかった

ハケンアニメ!

■あらすじ

 「王子千晴監督に負けない作品を作ります!」と大見得を切って、斎藤瞳がトウケイ動画に入社してから7年。監督に抜擢された新作「サウンドバック 奏の石」の放送時間は、奇しくも王子監督の新作「運命戦線リデルライト」と同じになった。

 「天才王子」の復帰にアニメファンは歓喜。だが瞳も負けられない。ここで番組がコケたら、自分にはもう次の作品を作るチャンスなどないだろう。そんな新人監督の思いが、現場のベテランスタッフたちに伝わっているのかいないのか……。

 一方「リデルライト」の制作現場でも、大変なことが起きている。第1話の制作中に、王子監督が失踪したのだ。彼を7年のブランクらか引っ張り出した、プロデューサーの有科香屋子は青ざめる。クセの強い監督だとは知っていたが、まさか最初から?

 ファン向けイベントで、斎藤監督と王子監督の対談が決まっている。これをすっぽかしたら、「リデルライト」は放送前にジ・エンドだ。

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流浪の月

2022年5月13日(金)公開 全国ロードショー

誰にも言えなかった本当のこと

流浪の月

■あらすじ

 家内更紗には二つの秘密がある。一つは誰も口にしないが、誰もが知っている秘密であり、もう一つは、更紗ともう一人の人間しか知らない秘密だった。

 彼女は小学生の頃、近所に住む大学生に誘拐されて、数ヶ月間家に軟禁されていたことがある。大学生は逮捕され、更紗は保護された。だがその様子は近くに居た人たちにスマホで撮影され、スクープ動画として拡散した。

 今ではそれを、彼女に向かって直接口にする人はいない。偶然それを知っても、みんな彼女には黙っている。これが一つめの秘密……。

 だが、更紗は犯罪被害者ではなかった。当時両親を失い親戚宅に引き取られていた更紗は、そこで深刻な虐待を受けていた。そこから彼女を救い出して保護してくれたのが、犯人として捕らえられた大学生・佐伯文だった。これが真実であり、もう一つの秘密。

 それから15年。大人になった更紗は偶然、文に再会する。文は更紗に気付かない様子だったのだが……。

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クライ・マッチョ

1月14日(金)公開 全国ロードショー

イーストウッドは観られるうちに観ておけ

■あらすじ

 1980年のテキサス。元ロデオスターで、その後は馬の調教師として働いていたマイク・ミロは、元雇い主のハワード・ポークから厄介な持ちかけられる。メキシコにいるポークの息子を、自分のもとまで連れてきてほしいというのだ。息子は現在、元妻と暮らしている。だが元妻は、息子を手放そうとしないだろう。

「それは、誘拐じゃないか」
「だが息子は虐待されてるんだ!」

 ポークに恩義を感じていたマイクは、結局この仕事を引き受けることにした。

 メキシコで暮らすポークの元妻レタは、大邸宅で何不自由のない生活を謳歌しながら、子供への愛情は一欠片も持たない女だった。彼女が息子を手放さないのは「所有欲」によるものだ。13歳の息子ラフォは母やその愛人たちからの虐待を避けるため、闘鶏で日銭を稼ぎながら路上で暮らしていた。

 マイクはラフォを車に乗せて、テキサスへと向かう。だがその後を、レタの手下が追跡していた。

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リスペクト

11月5日(金)公開 全国ロードショー

アレサ・フランクリンの前半生を映画化

リスペクト

■あらすじ

 1952年のミシガン州デトロイト。10歳の少女アレサの父は有名な牧師で、家ではしばしば多くの客を招いたパーティが開かれた。父はそんな時、大勢の招待客の前でアレサの歌声を披露させる。アレサは父にとって自慢の娘だった。

 数年後。父の教会で聖歌隊のメンバーとして活動するアレサは、父の巡回殿堂に同伴してあちこちの集会で歌を披露するようになっていた。父はコロムビアレコードにアレサを売り込み、1960年にレコードデビューが決定。だがデビューはしたものの、アレサはヒットに恵まれない不遇の時代が続く。

 家族の反対を押し切って音楽マネージャーのテッド・ホワイトと結婚したアレサだったが、ヒット曲がでないのは相変わらず。その後コロムビアとの契約が失効したとき、アレサたちに声をかけたのはアトランティック・レコードのジェリー・ウェクスラーだった。

 この出会いが、「ソウルの女王」の誕生につながっていく。

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最後の決闘裁判

10月15日(金)公開 全国ロードショー

実在の事件に材を採ったミステリー劇

最後の決闘裁判

■あらすじ

 1386年12月29日。パリの試合場で、王や貴族たち臨席のもと、騎士同士の決闘裁判が行われようとしていた。彼らはなぜここで、命がけの戦いをすることになったのか?

 従騎士のジャン・ド・カルージュは、勇猛果敢な武人として戦場で名を高めた男だ。彼の親友は、同じ従騎士のジャック・ル・グリ。だが新領主としてピエール伯が赴任した頃から、カルージュとル・グリの関係に隙間風が吹き始める。

 ル・グリはピエール伯に取り入って出世コースに乗るが、無骨一辺倒のカルージュは置いてけぼり。カルージュが有力貴族の娘マルグリット結婚すると、持参金として約束されていた土地はル・グリにかすめ取られ、祖父の代から世襲の長官職も彼に奪われた。親友だった男は、カルージュの敵になったのだ。

 やがて妻のマルグリットが、カルージュの留守中にル・グリからレイプされたと告白する。これを聞いたカルージュは、ある決意を固める……。

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そして、バトンは渡された

10月29日(金)公開 全国ロードショー

石原さとみと永野芽郁の好演が光る感動作

そして、バトンは渡された

■あらすじ

 みいたんは優しいけれど泣き虫な小学生の女の子。幼い頃に母と死別したが、父の再婚で新しい母・梨花がやって来た。梨花は太陽のような明るさで、みいたんのことを我が子のように愛してくれる。

 だが夢見がちな父は、家族に黙ってブラジルでの新事業立ち上げを決める。梨花はこれに大反対。みいたんも日本に残りたいと言う。結局ブラジルには父が一人で渡り、離婚した梨花がみいたんを我が子として育てることになった。

 高校3年生の森宮優子は、父のことを「森宮さん」と呼んでいる。優子と森宮には、血の繋がりがない。彼女の母は子連れで森宮と結婚したあと、子供を置いてどこかに姿を消してしまったのだ。それでも義理の親子関係は良好。森宮は世界一の父親だった。

 優子は合唱会のピアノ奏者に選ばれた。これは友達のいない優子への、クラスメイトの嫌がらせだ。だがこのことで、優子は他のクラスで伴奏を担当する早瀬賢人と親しくなる。

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アンモナイトの目覚め

2021年4月9日(金)公開 TOHOシネマズシャンテほか全国順次ロードショー

化石採集者メアリー・アニングの伝記映画

映画『アンモナイトの目覚め』チラシ画像

■あらすじ

 1840年代。イギリス海峡(英仏海峡)に面したライムレジスの町に、地質学者のロデリック・マーチソンがやって来る。目的はこの町で化石発掘をなりわいにしている女性、メアリー・アニングを訪ねるためだ。学会ではほとんど名を知られていないメアリーだが、マーチソンは彼女の類い希な発掘成果を高く評価し、化石探しの様子を見学させて欲しいと頼み込む。

 数日後にマーチソンは町を離れるが、身体の弱い妻シャーロットを残していった。ライムレジスの気候が、妻の身体にいいと考えてのことだ。シャーロットはしばらくメアリーの発掘に付き合ったりしていたが、慣れない海水浴で身体を冷やして高熱を出してしまう。

 町に専門の看護師はいない。メアリーは止むなく彼女を自宅に引き取り、元気になったシャーロットはすっかりメアリーに懐くようになった。やがてふたりの間に、それまでなかった新しい感情が芽生えていくことになるのだった……。

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この世界に残されて

2020年12月18日(金)公開 シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー

ホロコーストを生き延びた人々

映画『この世界に残されて』のチラシ画像

■あらすじ

 1948年、ブダペストの病院で働く42歳の婦人科医アルドのもとを、16歳の少女クララが診察に訪れる。彼女にまだ生理がないこと、伯母のオルギが心配してのことだった。思春期の成長には個人差があるので、これ自体はさして心配には及ばない。だがアルドには、彼女の妙にふて腐れたような態度が印象に残った。

 数ヶ月後、街でアルドに再会したクララは、押しかけるようにして彼の自宅にやって来る。そしてここから、アルドとクララの疑似父子関係がはじまる。ホロコーストで家族をすべて失った二人は、心の傷を埋めるようにして接近していくコトになく。クララの扱いに手を焼いていたオルギは、クララの保護者役を買って出たアルドを歓迎する。だがそんな二人の関係は、周囲の誤解を受けかねない危ういものだった。

 戦後のハンガリーでは、ナチスに代わってソ連の支配力が強まっていく。アルドの周囲にも、秘密警察の手が伸びつつあった……。

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ONODA 一万夜を越えて

10月8日(金)公開予定 TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

ルバング島の旧日本兵・小野田寛郎の実話を映画化

映画『ONODA 一万夜を越えて』のチラシ画像

■あらすじ

 1974年(昭和49年)2月。ひとりの日本人青年がフィリピンのルバング島にやってくると、ジャングルの中にテントを設営する。彼はジャングルに潜む旧日本軍兵士と会うため、ひとりこの地にやって来たのだ。その兵士の名は小野田寛郎。彼はなぜこの地でひとり、とうの昔に終わった戦いを続けているのだろうか……。

 1944年。若き日の小野田寛郎は、遊撃戦(ゲリラ戦)の専門教育を行うために開設された陸軍中野学校二俣分校にいた。当時の日本軍は「生きて虜囚の辱を受けず」という戦陣訓や、「上官の命令は天皇陛下の命令である」という絶対服従の規律に支配されていたが、中野学校の教えはそれとは正反対の「卑怯と言われても必ず生き延びよ」「自分の頭で柔軟に考えて行動せよ」だった。

 ルバング島に派遣された小野田だったが、アメリカ軍の猛攻に日本の兵隊たちは浮き足立っている。彼は何人かの兵隊を集めて、ゲリラ部隊を組織する。

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エイト・ハンドレッド ―戦場の英雄たち―

11月12日(金)公開予定 全国ロードショー

第二次上海事変の激戦「四行倉庫の戦い」を映画化

映画『エイト・ハンドレッド ―戦場の英雄たち―』のチラシ画像

■あらすじ

 1937年(昭和12年)8月にはじまった第二次上海事変は、日本軍が市内の主要部を占拠し、中国軍が撤退していくことで10月には大勢が決していた。爆撃と砲撃で市内は瓦礫の山。しかしそんな上海でも、ほぼ無傷で残っているのが、外国人居住区である共同租界だった。

 日本軍は国際社会からの批判を恐れ、租界を巻き込む砲撃などを避けてきた。そのため租界から蘇州河をはさんだ北岸にある四行倉庫は、砲撃を免れて崩壊を免れている。ここに中国国民政府軍の第88師第524団が入ったのは10月。北岸に残った一般市民は日本軍の総攻撃を避ける難民として、租界へと脱出した。

 今や蘇州河の北側には日本軍と中国軍しかいない。日本軍は周囲の建物に立てこもる中国軍を殲滅した後、いよいよ倉庫を奪取のための猛攻撃を仕掛けてくる。だがこれは租界の人々にとって、まさに対岸の火事。租界の人々が見守る中で、上海戦最後の抵抗がはじまった。

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