2001年宇宙の旅 IMAX

10月19日(金)公開 全国ロードショー

本作を大スクリーンで観る最後のチャンス?

 数十年後の未来。月面で観測された強力な磁場の中心から掘り出されたのは、400万年前に埋められた人工物だった。これは人類史上初の、地球外知的生命体との接触。人工物は木星に向けて強力な信号を発信し、人類はその目的を探るため宇宙船ディスカバリー号を木星に向けて派遣した。宇宙船には5名の乗員がいるが、酸素や食料節約のため3名は目的地付近に到着するまで人口冬眠している。目を覚ましているのは船長のデビッド・ボーマンと乗員のフランク・プール、そして船を制御する人工知能型コンピュータHAL9000だけだ。ある日、HALが船外ユニットの異常を察知して警告を出す。しかし回収されたユニットに異常はなかった。ボーマンとプールは、HALの判断にミスがあったことを疑う。だが人間たちの疑念を察したHALは、船外活動中のプールを殺害。さらにプール救出のため船外に出たボーマンを閉め出すが、彼は決死の覚悟で船に戻ってくる。

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カメラを止めるな!

6月23日(土)公開 新宿K’s cinema、池袋シネマ・ロサ

この映画のヒットが事件である!

 元浄水場だという古びた廃墟で、低予算ホラー映画の撮影が行われている。突然現れたゾンビに襲われるというありきたりの内容だが、監督は主演女優の演技が気に食わずに何度もダメ出し。ひたすらリアルな本物の恐怖を求める監督は、激しい演技指導で俳優たちを追い込んで行った。それこそがもはや狂気。あまりの熱気に、出演者もスタッフも正直ドン引きだ。だがその撮影隊に、本物のゾンビが襲いかかる。じつはこの廃墟には、ある噂があった。旧日本軍がこの施設を使って、死体を蘇らせる人体実験を行っていたというのだ。映画の撮影スタッフは次々にゾンビに感染するが、その中で狂喜乱舞しながらカメラを回し続ける監督の姿があった。「これこそが本物だ。これが本物の恐怖なんだよ!」。監督はこの廃墟に関する噂を知って、あえて撮影場所に選び、死者を蘇らせる血の儀式でゾンビを招き寄せたのだ。だがこれは、この物語のほんの始まりに過ぎなかった……。

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バイオハザード ザ・ファイナル(2D)

12月23日(金)公開 TOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー

人気SFアクションシリーズの完結編!

バイオハザード ザ・ファイナル

 アリスが目を覚ましたとき、周囲には無人の廃墟が広がっていた。場所はワシントンD.C.。アンデッドたちとの死闘の末、今回もまたアリスだけが唯一生き延びたらしい。あてもなくさまようアリスは、迷い込んだ施設で朽ちかけたコンピュータ端末から呼びかけるレッドクイーンの声を聞く。「48時間以内にT-ウィルスに対抗できる抗ウィルス剤を散布しないと人類は死滅する。抗ウィルス剤はラクーンシティ地下のハイブにある」というのだ。今まで人類を滅ぼすために力を振るってきたレッドクイーンが、なぜ今になってアンブレラ社を裏切るようなことをするのか? じつはAIであるレッドクイーンには、もともと2つの役目があった。ひとつは人類を守ること。もうひとつはアンブレラ社に従うことだ。このふたつは矛盾するが、その場合はアンブレラ社の命令が優先される。だがレッドクイーンはアンブレラ社を出し抜き、アリスに秘密の情報を伝えてきたのだ。

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ドント・ブリーズ

12月16日(金)公開 TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー

一人暮らしの盲目の老人はとんでもない化け物だった!

dont-breathe

 ロッキーは酒浸りの母親から逃れ、妹を連れて街を出るために金が必要だった。だがこの町で若い女がまとまった金を手にしようとすれば、他人から盗むしかない。彼女は友人2人と組んで空き巣を繰り返す。金はずいぶん貯まってきたが、まだもう少し足りない。次に大きな仕事をしたら、それで足を洗おう。彼女らが目をつけたのは、町の中でも治安の悪い過疎地区に住むイラク戦争の退役軍人だ。彼は少し前に事故で一人娘を亡くし、示談金としてかなりまとまった金を手に入れたらしい。少なく見積もっても、30万ドルは隠し持っているに違いない。加えて彼は、戦争で盲目になっている。彼の暮らしを守っている犬は薬で眠らせよう。警報器は仲間のアレックスが解除コードを入手している。今回の仕事は、赤子の手をひねるように簡単なはずだった……。だがロッキーたちは、男を見くびっていた。彼は深夜の侵入者に気づくと、容赦ない残酷な反撃を開始するのだった。

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フィクション。

公開未定

動機は小説のネタ作りだった

fiksi

 資産家の一人娘として何不自由のない暮らしをしているアリシャは、自分の生活がすべて父の監視下にあることにウンザリ。彼女は部屋の窓から見下ろすプールを、見慣れぬ青年が掃除していることに気づく。アリシャは彼に興味を持ち、その興味はやがて強い執着へと変わっていった。プール掃除が終わって彼がやって来なくなると、アリシャは彼が恋人と暮らすアパートの隣の部屋に住み始める。彼の名はバリ。小説家志望で、アパートの他の部屋に住む人たちをモデルにした小説を書いているのだという。だが書きかけの小説は、どれも途中でストップしたままだ。人々の暮らしが続いているのに、小説だけを完結させることがどうしてもできない。バリに好意を持つアリシャは、彼の小説執筆に協力しようとする。モデルになった人たちの人生が未完で小説も未完なら、小説を完結させるためにモデルの人生を完結させればいい……。アパートでは住民の連続不審死がはじまる。

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残穢【ざんえ】 住んではいけない部屋

第28回 東京国際映画祭 コンペティション
2016年1月30日(土)公開予定 全国ロードショー

それは手垢のついた怪談話のはずだった……

残穢【ざんえ】住んではいけない部屋

 ホラー小説作家の「わたし」に編集部経由で届いた手紙は、郊外のマンションで一人暮らしをしている女子大生・久保さん(仮名)からのものだった。彼女の住む部屋では夜中に無人の和室から、畳をホウキでこするような物音が聞こえるという。わたしにはこれが、他の体験談と同じ「ありがち」で「ありきたり」な内容に思えた。それから数ヶ月後、久保さんから続報が届く。音のする部屋の戸を開いて中を見ると、一瞬だが畳をすべる着物の帯が見えたという。どうやら久保さんは、着物姿で首をくくった人の姿を想像したようだ。だがわたしはその手紙を読んで、2年前に受け取った似た内容の手紙を思いだした。手紙の差出人は久保さんと同じマンションの、まったく別の部屋に住む人だ。それから半年後、久保さんが入居する前に同じ部屋に住んでいた青年が、転出してしばらくしてから首つり自殺していたことがわかる。やはりこのマンションに、異変が起きているのだ。

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ヴィジット

10月23日(金)公開予定 TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー

はじめて訪れた祖父母宅で見た異変

ヴィジット

 15歳のベッカと13歳のタイラーは姉弟だけで1週間、ペンシルバニア州メイソンビルで暮らす祖父母の家で過ごすことになった。若い頃に両親の反対を押し切って家を飛び出し駆け落ちした母は、今でもその時のことがわだかまりになっているため同行しない。それでも姉弟は祖父母とのはじめての対面に大はしゃぎ。姉のベッカはビデオカメラを回して、自分の家族についてのドキュメンタリー撮ろうと張り切っている。祖父母は初対面の孫たちを涙ぐみながら迎え入れ、姉弟は家のあちこちに残る「母の思い出の場所」を見つけて大喜び。携帯の電波がつながりにくいのは玉に瑕だが、田舎の素朴な風景や祖母の手作り料理は格別だった。だがその日の夜、台所で食べ物をつまもうと部屋を抜け出したベッカは、階段の下で展開するおぞましい光景を目撃してしまうのだった。姉弟は翌日から、祖父母の異様な行動や家のあちこちに存在する異変に気づきはじめるのだった……。

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