マリグナント 狂暴な悪夢

11月12日(金)公開予定 全国ロードショー

ホラー風味のエンタテインメント幕の内弁当

マリグナント 狂暴な悪夢

■あらすじ

 シアトルの閑静な住宅地で、レイク夫妻の夫デレクが殺された。外部から侵入した何者かが、恐るべき力で彼の首を捻じ切ったのだ。妻のマディソンも襲われるが、犯人は彼女には危害を加えることなく姿を消した。だが妊娠中の彼女は、子供を流産してしまう。

 一人で家に戻ったマディソンは、恐ろしい夢を見た。それは夢と呼ぶには、あまりにも生々しいビジョン。彼女は夫を殺して自分にも襲いかかった殺人犯が、見知らぬ女性を残忍に殺す場面を「目撃」したのだ。

 その夢は現実になった。殺されたのは外科医のフローレンス・ウィーバー博士。警察は事件の犯人がデレク殺害と同一犯と見て捜査を進める。手掛かりはウィーバー博士の自宅で見つかった膨大な治療記録。その中にあったエミリーという少女の写真に、警察は目を留める。当時8歳だった彼女は、今どこにいるのだろうか?

 マディソンは夢の中で、別の殺人現場を目撃した。その犯人は……。

続きを読む

最後の決闘裁判

10月15日(金)公開 全国ロードショー

実在の事件に材を採ったミステリー劇

最後の決闘裁判

■あらすじ

 1386年12月29日。パリの試合場で、王や貴族たち臨席のもと、騎士同士の決闘裁判が行われようとしていた。彼らはなぜここで、命がけの戦いをすることになったのか?

 従騎士のジャン・ド・カルージュは、勇猛果敢な武人として戦場で名を高めた男だ。彼の親友は、同じ従騎士のジャック・ル・グリ。だが新領主としてピエール伯が赴任した頃から、カルージュとル・グリの関係に隙間風が吹き始める。

 ル・グリはピエール伯に取り入って出世コースに乗るが、無骨一辺倒のカルージュは置いてけぼり。カルージュが有力貴族の娘マルグリット結婚すると、持参金として約束されていた土地はル・グリにかすめ取られ、祖父の代から世襲の長官職も彼に奪われた。親友だった男は、カルージュの敵になったのだ。

 やがて妻のマルグリットが、カルージュの留守中にル・グリからレイプされたと告白する。これを聞いたカルージュは、ある決意を固める……。

続きを読む

そして、バトンは渡された

10月29日(金)公開 全国ロードショー

石原さとみと永野芽郁の好演が光る感動作

そして、バトンは渡された

■あらすじ

 みいたんは優しいけれど泣き虫な小学生の女の子。幼い頃に母と死別したが、父の再婚で新しい母・梨花がやって来た。梨花は太陽のような明るさで、みいたんのことを我が子のように愛してくれる。

 だが夢見がちな父は、家族に黙ってブラジルでの新事業立ち上げを決める。梨花はこれに大反対。みいたんも日本に残りたいと言う。結局ブラジルには父が一人で渡り、離婚した梨花がみいたんを我が子として育てることになった。

 高校3年生の森宮優子は、父のことを「森宮さん」と呼んでいる。優子と森宮には、血の繋がりがない。彼女の母は子連れで森宮と結婚したあと、子供を置いてどこかに姿を消してしまったのだ。それでも義理の親子関係は良好。森宮は世界一の父親だった。

 優子は合唱会のピアノ奏者に選ばれた。これは友達のいない優子への、クラスメイトの嫌がらせだ。だがこのことで、優子は他のクラスで伴奏を担当する早瀬賢人と親しくなる。

続きを読む

ハロウィン KILLS

10月29日(金)公開予定 TOHOシネマズ日比谷、シネクイント渋谷ほか全国ロードショー

オリジナルメンバー勢揃いの人気シリーズ最新作

ハロウィン KILLSのチラシ

■あらすじ

 1978年の事件から40年。連続殺人の罪で逮捕されたブギーマンことマイケル・マイヤーズは長く医療刑務所に服役していたが、刑務所移送中に脱走して再びハドンフィールドの街に戻ってくる。奇しくもその日はハロウィン。だがマイケルが戻ってくることを確信していたローリーは完全武装で彼を迎え撃ち、我が家と引き替えにマイケルを葬り去った……はずだった。

 ローリーの家で炎に包まれたマイケルだったが、駆けつけた消防隊を皆殺しにして現場を脱出。再びローリーの足取りを追い始める。同じ頃、マイケル脱走を知った町民たちは自警団を作り、生ける都市伝説となっているマイケル・マイヤーズを仕留めるため夜の町をパトロールしはじめる。自警団の中心になっているのは、40年前マイケルに遭遇しながら命長らえたサバイバーたちだ。

 病院で目を覚ましたローリーは、殺したはずのマイケルが脱出し、再び殺戮を繰り返していることを知った。

続きを読む

83歳のやさしいスパイ

7月9日(金)公開 シネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国順次公開

真面目で優しい素人探偵の大冒険

■あらすじ

 チリの新聞に奇妙な求人広告が掲載される。「80~90歳の男性募集。経歴・資格不問」。多くの高齢男性が応募する中、雇われたのはセルヒオ・チャミーという83歳の老人。雇用主のロムロは興信所を経営しており、セルヒオには高齢者養護施設への潜入調査員としての仕事が与えられる。

 ロムロに調査を依頼したのは、施設に入居しているソニアの家族。セルヒオは施設に新たな入居者として入り込み、ソニアの周辺を調べて報告しなければならない。

 だが普通の老人をスパイに仕立てるのは、並大抵の苦労ではない。小型カメラや隠しカメラを用意して使い方をレクチャーし、スマホでの電話連絡方法をマスターさせねば仕事にならない。だがもともとまじめな性格のセルヒオは、これらを無事にマスター。施設には体験入居の名目でもぐり込むことに成功する。セルヒオは施設の情報を得るため、ソニアや周囲の人たちと打ち解けて話をするようになるが……。

続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン

7月16日(金)公開 全国ロードショー

我々は主人公に復讐される側に立っている

■あらすじ

 コーヒーショップで働くキャシーには、奇妙な行動癖がある。夜になると一人で盛り場に出かけ、ヘベレケに酔った振りをして、見知らぬ行きずりの男にお持ち帰りされるのだ。男の家に入っていざコトが始まろうとすると、彼女は自分がしらふであることを明かして男を震え上がらせる。

 ある日彼女の働く店に、学生時代の友人ライアンがやってくる。今は小児科医をしているという彼は、成績優秀だったキャシーが医大を中退してしまったことを残念がる。ライアンの猛アプローチもあって、二人はデートの約束をする。だがこの出会いが、キャシーの過去のトラウマを蘇らせることになる。

 キャシーにはニーナという幼なじみの親友がいた。華やかで社交的な彼女に対して、キャシーはあまり目立たないタイプ。だが二人は成績優秀で共に医大に進学した。二人の前には、輝かしい未来が待っている。だが大学で起きたある事件が、二人の運命を狂わてしまった……。

続きを読む

竜とそばかすの姫

7月16日(金)公開 全国ロードショー

これはディズニー版『美女と野獣』のリメイクだ!

■あらすじ

 高知の田舎町で暮らしている内藤鈴(すず)は、親友の別役弘香(ヒロちゃん)から新しいSNSに招待される。それは「U」という世界最大の仮想現実空間。ユーザーは生体認証機能を使って「As」と呼ばれるアバターを生成し、現実とは別のもう一つの現実を生きることができる。すずは「ベル」というAsを作成。すずは仮想現実の中にいいるときだけ、自分の気持ちを語るように歌うことができた。歌姫ベルの誕生だ。

 ベルの存在は「U」の中で脚光を浴び、膨大な数のフォロワーが付くようになる。そしてとうとう、仮想現実空間の中で彼女のコンサートが開かれることになった。だがそこに現れたのは「竜」と呼ばれる無法者のAs。竜はUの秩序を乱す者としてユーザーたちに憎まれ、同時に一部の者たちのヒーローになっていた。竜はコンサート会場を破壊して逃走する。

 竜の正体は何者か? すずは竜の手掛かりを追って、その隠れ城にたどり着いた。

続きを読む

キャラクター

6月11日(金)公開 全国ロードショー

菅田将暉主演の和製サイコサスペンス

■あらすじ

 マンガ家志望の山城圭吾は、有名マンガ家のアシスタントをしながら、デビューを目指して作品の持ち込みを続けている。画力や構成力には非の打ち所がない。だがキャラクターの弱さが、圭吾の作品を凡庸なものにしていた。クライムサスペンス指向なのに、犯人像にとがった魅力がないのだ。圭吾はマンガ家への道を諦めかけていた。

 だが勤め先のマンガ家からスケッチを依頼されて夜の街に出た圭吾は、そこでたまたま一家四人殺害事件の現場に出くわす。現場は血の海。そこから立ち去る若い犯人と、圭吾は確かに目が合った。だが圭吾はそのことを警察に黙っていた。この犯人を主人公に、事件をモデルにしたマンガ作品を描きたいという衝動が勝ってしまったのだ。

 1年後、山道で起きた運転手家族四人殺害事件の現場を調べていた清田刑事は、現場の状況があるマンガに瓜二つだと気付く。それは山城圭吾の「34(さんじゅうし)」という作品だった……。

続きを読む

夏への扉 ―キミのいる未来へ―

6月25日(金)公開 TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

ハインラインの古典的SF小説を実写映画化

■あらすじ

 若き天才科学者・高倉宗一郎は、天涯孤独の身ながら、自ら設立した会社で新型ロボットの開発に熱中していた。彼にとって本当に心を許せる相手は愛猫ピートと、亡くなった父の親友の娘・璃子だけだった。だが今はもう一人、自分の秘書であり恋人でもある白石鈴がいる。宗一郎は鈴との婚約の記念として、彼女に自分の会社の持ち株の半分を譲渡する。

 これが間違いだった。会社の株を譲渡された鈴は、会社の共同経営者で璃子の養父でもある松下和人と共謀して、宗一郎が手塩にかけた会社を奪い取る。すべてを奪われた宗一郎はその現実から逃れるように、コールドスリープで30年後の未来に逃避することを決めた。だが眠りに入る前に、自分を裏切った奴らに言いたいことだけは言っておかねば気が済まない。

 これは二度目の間違いだった。和人の家に乗り込んだ宗一郎は、その場にいた鈴に捕らえられ、強引にコールドスリープに送り込まれてしまう……。

続きを読む

空白

9月23日(木・祝)公開予定 全国公開

少女の死が大人たちの弱さをあぶり出していく

■あらすじ

 地方都市の小さなスーパーが事件の発端だった。

 店内を巡回していた店長の青柳は、中学生の少女が化粧品の棚の前で不自然な行動をしている様子を目にする。間違いない。万引きだ。青柳は彼女の手を引いて事務室に連れて行くが、彼女は事務室から逃げ出した。青柳は慌てて後を追うが、彼の手を振り切って車道に飛び出した少女は、通りかかった車にはねられ即死する。

 少女の名は添田花音。漁師をしている父の充は妻と別れた後、男手ひとつで娘を育ててきた。なぜ娘は死ななければならなかったのか。スーパー側の対応に問題はなかったのか。娘は化粧品を万引きしたと言うが、自分は娘が化粧をしている姿など見たことがない。もし万引きしたのだとしたら、それは自分のためではなかったはずだ。学校でイジメがあったのではないか。

 娘を失った充は、その怒りと悲しみを関係する人々に容赦なくぶつける。青柳はその攻撃をまともに食らってしまう。

続きを読む