青葉家のテーブル 劇場版

6月18日(金)公開予定 TOHOシネマズ日比谷ほか全国劇場公開

ネット配信された短編ドラマシリーズの映画版

■あらすじ

 高校2年生の国枝優子は、美大予備校の夏季講習に参加するため一人で上京してくる。東京での滞在先は、母の古くからの友人である青葉春子の家だ。

 青葉家には春子の息子で中学3年生のリクの他に、春子の飲み友だちめいこと、その恋人のソラオが同居。何だか不思議な関係だが、優子はこの家にすぐ馴染んでいく。予備校では同い年のあかねや瀬尾ともすぐ仲良くなった。だが瀬尾に誘われてインターン先だというデザイン事務所を訪ねると、優子のことより母・国枝知世の話題で盛り上がってしまうことに複雑な気分を味わう。

 母の知世は長野で小さな街中華を経営しているのだが、おしゃれな内装とユニークなメニュー、そして本人の気さくな人柄から日本中の話題になっている。何冊もの本を出し、テレビ出演でも取り上げられるなど、今や時の人なのだ。

 そんな彼女の姿を、春子も複雑な気持ちで眺めていた。春子と知世の過去に何があったのだろうか?

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半世界

2月15日(金)公開 TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

この映画から平成最後の今が見えてくる

 山があり、その下には海があり、道行く人は古くからの知り合いばかり。そんな小さな町に、沖山瑛介がが戻ってくる。自衛官になって十数年も町を離れ、最後に見かけたのは彼の母が亡くなった8年か9年前だったろうか。仕事で国内外を転々とした瑛介は、仕事を辞めて今は廃屋同然の実家に戻り引きこもってしまう。そんな彼を心配して何かと声をかけ、外に引っ張り出そうとするのは、子供時代からの親友・高村鉱だ。父のあとを継いで炭焼きをしている彼は、やはり親友で悪たれ仲間だった光彦にも声をかけ、40歳目前に十何年かぶりで親友三人の交友がはじまる。瑛介はなぜ仕事を辞めてしまったのか。なぜ家族とも別れて故郷に戻ってきたのか。あれこれ気にはなるが、先細りになる仕事や中学生の息子とのギクシャクした関係などで、鉱も何かと悩みを抱えているのだ。ある日、瑛介がある事件を起こす。この出来事のしばらく後、瑛介は紘たちの前から姿を消した。

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カンチョリ オカンがくれた明日

カンチョリ オカンがくれた明日

認知症の母を世話する青年がやくざ抗争の渦中に

 カン・チョル(通称カンチョリ)は釜山の水産倉庫で働きながら、認知症の母スニを世話している青年。徘徊癖がある母からは目が離せないが、街の人たちは親子の姿を温かい目で見守ってくれている。たまたま旅行で釜山を訪れていた若い女性スジも、カンチョリ母子と知り合って好意を持ち始めた。だが彼の悩みは、母の体調よくないこと。なるべく早く手術を受けなければ命に関わると言われているが、手術費用は1億ウォンと高額。母を見殺しにはできないが、これはとてもカンチョリに工面できる金額ではない。だが彼は釜山やくざ社会を仕切るサンゴンが襲われた現場に偶然居合わせたことや、幼馴染みのジョンスがサンゴンの手下だったことから、忌み嫌っているやくざたちと関わりを持つことになった。やくざは金持ちだ。この関係を使って、サンゴンから金を借りられないだろうか? だがこの頃、サンゴンは日本のやくざたちと深刻なトラブルを起こしていたのだ。

(原題:깡철이)

5月17日(土)公開予定 シネマート新宿、シネマート心斎橋、伏見ミリオン座
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