6月18日(金)公開 全国ロードショー
堤真一が演じた悪役の奇妙な魅力
■あらすじ
ボスの命令でとある売春組織のメンバーを次々に始末していく、凄腕の殺し屋ファブル。彼はターゲットを始末した際に現場にいた少女を助けたが、彼女はこの出来事が原因で下半身不随となってしまう。
それから数年後。殺しの仕事を離れて「普通の生活」をしているファブルこと佐藤明は、公園で下半身麻痺のリハビリをしている佐羽ヒナコに出会う。彼女はかつてファブルの殺しの現場に出くわして少女だった。ヒナコは小さなNPO団体の職員だが、代表の宇津帆という男はNPOや興信所を隠れ蓑にして悪どい仕事を重ねる裏社会の人間だ。
宇津帆は自分のグループの新しいメンバーとして、元真黒組の井崎という男を引き入れる。彼はヒナコが出会った佐藤が真黒組の社員向け施設に暮らしていることを知り、宇津帆は佐藤が伝説の殺し屋ファブルであることを確信する。
宇津帆にとって、ファブルは自分の売春組織を壊滅させ弟を殺した仇だった……。
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