こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

2018年12月28日(金)公開 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

大泉洋主演の実録難病ドラマ

 1994年の札幌。医学生の田中と交際中の美咲は、彼がしばしば「ボランティア」と称して約束をすっぽかすことに不信感を募らせる。ひょっとして彼は、浮気しているんじゃないだろうか? 予告なしに田中のボランティア先を訪ねた美咲は、そこで大勢の若い女性ボランティアに囲まれてご満悦の、鹿野という男に出会う。筋ジストロフィー(全身の筋力が衰えていく難病)患者である彼の自立生活を支えるため、大勢の生活支援ボランティアが無償で働いている。田中もそんなボランティアのひとりなのだ。美咲を田中が勧誘した新しいボランティアだと勘違いした鹿野は、一目で彼女を気に入り夜中のシフトにも強引に入れてしまう。自分のために働くボランティアを当然のようにこき使い、あれこれ命じて好き放題に振る舞う鹿野に、美咲のイライラは募るばかり。田中が自分のことを、交際相手だと紹介しないことにも腹が立っている。その怒りがある日ついに爆発する。

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ワンダー 君は太陽

6月15日(金)公開 TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

子供の成長という大きな奇跡!

 オギー・プルマンは10歳の男の子。両親と姉の四人家族の中で、いたずらと『スター・ウォーズ』が大好きな少年へとすくすく成長した。でも彼がひとつだけ、他の子供と違っていることがある。オギーは遺伝性の病気で、顔が変形して生まれたのだ。赤ん坊の頃から何十回も手術を繰り返したが、顔の変形が完全に治ったわけではない。学校に通えないまま、ホームスクールで母親から授業を受けていた。しかし小学5年生の新学期から、オギーは生まれてはじめて学校に通うことになった。物珍しそうにオギーの顔をのぞき込む子供たち。子供は大人以上に残酷なのだ。でも悪いことばかりじゃない。オギーは優しい先生たちに見守られながら、初めて自分と同じ年頃の子供たちと触れ合う。仲の良い友達もできた。同じ頃、オギーの姉ヴィアも高校生の新学期を迎えている。子供の頃から手のかからない「良い子」として育った彼女にも、思春期の女の子としての悩みがあった。

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ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜

5月11日(金)公開 新宿ピカデリーほか全国ロードショー

日本の難病青春メロドラマをアメリカでリメイク

 17歳のケイティは幼い頃に母を亡くし、今は父と二人暮らし。彼女には母の記憶も、太陽の下で過ごした記憶もない。彼女は色素性乾皮症(XP)という難病のため、太陽の光に当たることができないのだ。家から出るのは日が暮れてからで、今は夜中の駅で自作の曲を通行人に歌って聞かせるのがケイティにとって掛け替えのない時間になっている。ある晩、歌っている彼女の前に、チャーリーという同い年の少年が現れる。有望な水泳選手でありながらケガで大学の奨学金を棒に振った彼は、ケイティを一目見て心を奪われてしまう。だがケイティにとっても、チャーリーは10年以上前から窓越しに姿を追う片思いの相手だった。ふたりはすぐに交際を始めるが、ケイティは彼に自分の病気について話すことができなかった。心配する父や友人に、「病気の話をすれば彼は病人と付き合うことになってしまう。今は病気と無関係な私を見てほしい」と言うケイティだったが……。

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はなちゃんのみそ汁

12月19日(土)先行公開予定 テアトル新宿、福岡県内
1月9日(土)公開予定 全国ロードショー

母はまだ幼い娘にみそ汁作りを教えた

はなちゃんのみそ汁

 新聞記者の安武信吾は、取材で知り合った音大生の千恵に一目惚れ。猛アタックの末に交際がスタートするが、互いに結婚を意識した頃に見つかったのが彼女の胸のしこりだった。医者の診断は乳ガン。千恵は一方の乳房を全摘することに加えて、長く続く抗ガン剤治療の影響で子供は産めないかもしれないと宣告される。だがそれでも信吾の決意は変わらなかった。ふたりは結婚。しばらくして、ふたりとも諦めていた子供も授かった。妊娠出産はガン再発のリスクを高めるが、夫婦は周囲の応援もあって出産を決意し、無事産まれた女の子は「はな」と名付けられる。その直後、千恵の病気が再発した。病院でのホルモン療法に加え、信吾と千恵は難病に効果があるという食事療法にもチャレンジ。こうした努力が功を奏したのか、千恵の身体からはガンが消えた。夫婦と子供ひとりの幸せな暮らしは数年続いた。千恵は4歳になったはなに、少しずつ料理を教えはじめるのだった。

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カプチーノはお熱いうちに

9月19日(土)公開予定 シネスイッチ銀座、川崎チネチッタ

あんなに嫌な男なのに……これは恋?

カプチーノはお熱いうちに

 アドリア海に面した南イタリアの美しい街レッチェ。連日多くの常連客で賑わうカフェ・タランチュラで働くエレナは、同僚で親友でもあるシルヴィアが連れて来た新しい恋人アントニオが気に食わない。整備工だという彼は粗暴な差別主義者。どうして親友にあんな恋人ができたんだか……。だがいつしかエレナは、目の端でアントニオの姿を追いかけるようになっている自分に気づく。ひょっとして彼に恋をしているの? まさか! だって全然自分のタイプじゃないし、自分にはお金持ちでイケメンの恋人だっているのにね。でもやっぱり……。13年後。エレナはアントニオと結婚して2人の子供に恵まれている。タランチュラの同僚だったファビオと一緒にカフェを経営して、店は連日満員の大盛況ぶりだ。やり手のエレナは、そろそろ2件目の店を出すことも考えている。だがそんな矢先、叔母の付き添いで受けたガン検診で、かなり進行中の乳がんが見つかってしまった。

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きっと、星のせいじゃない。

2月20日(金)公開 TOHOシネマズ日本橋ほか全国ロードショー

重い病気があったとしても少年と少女は恋をする!

きっと、星のせいじゃない。

 ヘイゼルは子供の頃にガンが発症し、17歳の今も抗ガン剤治療を続けている。現在は小康状態だが、いつも酸素ボンベは手放せない。「死」はいつも彼女のすぐ近くにある日常なのだ。「あなたには友達が必要よ」と母に言われて、若いガン患者の会に出席したヘイゼル。そこで出会ったのが、18歳のオーガスタス(ガス)だった。骨肉腫で右足を切断したという彼は、屈託のないユーモアでヘイゼルを笑わせてくれる。お互いを知るには、自分たちの好きな本を交換するのが一番。ガスはヘイゼルに冒険SF小説を、ヘイゼルは「大いなる痛み」というガン患者を主人公にした小説を貸す。それから数日後、ガスからメールが届いた。「なんでこの小説はこんな終わり方なんだ。続きが読みたい!」。ガスは小説の作者ヴァン・ホーテンにメールを出し、「続きが知りたければ会いに来なさい」という返事を受け取る。ガストヘイゼルは彼に会うためオランダに向かうのだが……。

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夫婦フーフー日記

5月30日(土)公開予定 新宿ピカデリーほか

実話ブログ原作の難病ラブコメディ

夫婦フーフー日記

 大学生だった二十歳の頃に出会ったコウタとユーコは、その後の17年間を「友達以上・恋人未満」ならぬ「純粋な友達」として過ごす。作家志望のコウタは雑誌の懸賞に応募しては落選し続け、そのたびにユーコから「とにかく書き続けろ!」と励まされ続ける。そんな関係だった。だがユーコが「見合いするかも」と打ち明けたとき、コウタの中で何かがはじけた。「オレは彼女と結婚しなければならない!」と決意したのだ。だがそれから1年数ヶ月後、ユーコはこの世を去っていた。結婚してすぐに妊娠したが、その直後にガンが見つかったのだ。放射線治療、抗ガン剤投与、手術……。だが治療のかいなく、ユーコは生まれたばかりの子供を残して世を去った。しかし不思議なのだ。コウタの目には、死んだはずのユーコがまだ目の前に見えている。しかも生きているかのように、生々しくリアルにだ。これは幽霊? それとも自分の弱った心が生み出した幻影なのだろうか?

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